バルセロナは５月10日、キャプテンのセルヒオ・ブスケッツが今シーズン限りで退団すると発表した。

　現在34歳の元スペイン代表MFはカンテラ（下部組織）時代を含めると18年間に渡ったバルサに在籍。2008年にジョゼップ・グアルディオラ監督（現マンチェスター・シティ）の下でトップチームデビューを果たし、替えの利かないアンカーとしてここまで31個のタイトル獲得に貢献している。

　そんなレジェンドにかつての同僚も賛辞を贈っている。パリ・サンジェルマンのリオネル・メッシは、自身のインスタグラムに次のように綴った。

「フィールド上では常に５番だけど、実際には選手として、そして人として、君は10 番だ。君と家族全員が、これからも新たなステージで活躍することを祈っているよ。ピッチ内外での出来事に感謝します。僕たちは一緒に過ごしたたくさんの瞬間、良いことも、複雑なこともたくさんあった…それらは永遠に残るよ！」
 

　また、長らくバルサの中盤で共闘したヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタも、自身がキャプテンマークをブスケッツの腕に巻く写真とともに、インスタグラムにこう投稿した。

「友よバルサでの軌跡おめでとう、レジェンドであり我々のクラブの鏡！最高だ！
あなたと一緒に過ごした日々は誇り以上のものだ！今後の健闘を祈ります」

　リーガ制覇に王手を懸けているバルサは、今週末のエスパニョール戦で優勝が決定する可能性がある。ブスケッツには、トロフィーを掲げるという最後の大仕事が待っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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