ついにトンネル脱出!チェルシー指揮官ランパードが歓喜「良い一歩を踏み出せた」「ビールでもワインでも何でも飲めばいい」

2023年05月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

就任7戦目でようやく初勝利!それまでは全敗だった

試合後にエンソ・フェルナンデスに声を掛けるランパード監督。ようやく会心の笑みがこぼれた。(C)Getty Images

 現地時間5月6日に開催されたプレミアリーグ第35節で、チェルシーはボーンマスと敵地で対戦。開始9分でコナー・ギャラガーが先制点を奪った後に一度は追いつかれるも、後半の終盤にブノワ・バディアシル、ジョアン・フェリックスが立て続けにネットを揺らし、3-1で勝利を収めた。

 2年前のチャンピオンズリーグ王者はこの一戦前まで、公式戦9戦未勝利(7敗2分)、今季終了までの期限付きでフランク・ランパードを監督に再招聘してから6戦全敗と、大苦戦を強いられていたなか、ついに長いトンネルを脱出した。

 クラブ公式サイトによれば、ランパード監督は試合後に「良い一歩を踏み出せた」と満足気にコメント。ただ同時に課題を上げることも忘れなかった。

「1―1の時は安心できなかったとはいえ、前半はコントロールしていたね。だけど決定力が欠けていたかもしれない。相手のエリア内に走り込み、サイドでも何度も数的有利な状況があった。このチームは今後成長していくにつれ、攻撃面でもっとシビアになる必要がある。ただ、今日は個人的に良いパフォーマンスもあったし、ポジティブな方向に向かっている」
【動画】ようやくトンネル脱出!チェルシーのボーンマス撃破をチェック
 44歳の指揮官はさらに「選手たちはこの勝利を喜ぶべきだ。しばらくその感覚がないと、だんだんノックダウンされてしまうからね。自分が監督としてロッカールームに入った時、やるべきことがたくさんあるのは明らかだった。そのためには結果が必要なんだ」と主張。勝利の重要性を熱っぽく訴えた。

「試合に勝てなかったり、ベストの状態でなかったりすると、選手たちはみんな人間だからネガティブな影響を受けてしまう。それを乗り越える唯一の方法は、戦い抜くことだ。この時期は、選手たちにとってこれから先、より良く、より強くなるための挑戦となる。

 今夜は楽しんで、ビールでもワインでも何でも飲めばいい。だけど、今シーズンの終わりまで前に進み続けるためには、ペダルを踏み外すわけにはいかない」

 ランパード監督は「今日はバディアシル、ギャラガー、(ノニ・)マドゥエケらの個々のパフォーマンスが見られた。彼らは今後チェルシーで大きな役割を果たす選手たちだから、チームにとって大きな前進となる。良い兆候だ」とも語った。

 クラブの明日を担う逸材たちとともに、レジェンドOBはここから連勝を収められるか。残るは4試合だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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