【FC東京】安斎颯馬が札幌戦でJ1デビュー。右サイドバックとしてスタメン出場を果たす

2023年05月06日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

青森山田高時代の後輩・松木とのパス交換も

札幌戦でJ1リーグデビューを果たした安斎(写真はルヴァンカップ・ガンバ大阪戦のもの)。写真:J .LEAGUE

 2023年5月6日の札幌戦で、FC東京の安斎颯馬がJ1デビュー。来季加入が正式決定(FC東京へ)し、今季は特別指定選手として登録されている安斎はすでに4月19日のルヴァンカップ・ガンバ大阪戦でプレーしているが、リーグ戦では初のスタメン出場となった。

 早稲田大では主に右サイドハーフやインサイドハーフを務めている安斎が、札幌戦で任されたポジションは4−2−3−1システムの右サイドバックだ。サイドからの攻め上がりに加え、青森山田高で一緒にプレーした松木とのパス交換も見せるなど、それなりの存在感を示した印象もある。54分までの出場で複数の失点に絡んだが、それも彼ひとりの責任ではないだろう。

 残念ながら試合は1−5と敗れたものの、ここで積んだ経験は今後のサッカー人生において大きな財産となるはずだ。
 

 なお、加入内定決定時の安斎のコメントは以下のとおり。

「2025シーズンからFC東京に加入することになりました、早稲田大学の安斎颯馬です。幼い頃から夢見ていたプロサッカー選手のキャリアを、中学生のころに育てていただいた東京に帰ってくる形でスタートできることを非常に嬉しく思います。

青赤のユニフォームに袖を通して、熱いファン・サポーターのみなさんとともに戦えることに喜びを感じています。また日本を盛り上げられるのは首都東京のクラブにしかできない特権だと思っているので、ともに東京を熱狂させたいという想いで胸がいっぱいです。

自分の特徴は、強度を高く持ち、熱く、泥臭く戦うことです。良い時も苦しい時も全力でプレーし、見ている人たちを熱く、熱狂させることができる選手になっていきたいです。

これまで関わってくださった全ての方々に感謝の気持ちを忘れず、東京の勝利、タイトル獲得に1日でも早く貢献できるように取り組んでいきます。応援よろしくお願いします」

構成●サッカーダイジェスト編集部

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