「恥、不名誉、哀れ」「サッカー界で最悪」チェルシーOBがどん底の古巣を酷評!…9戦未勝利、ランパード再就任から6戦全敗

2023年05月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「クラブと自分たちのイメージを汚し続けている」

再就任から初勝利が遠いランパード暫定監督。(C)Getty Images

 元フランス代表DFフランク・ルブーフ氏が、どん底の状態にある古巣チェルシーを酷評した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 現地時間5月2日に行なわれたプレミアリーグ第34節で、チェルシーはアーセナルと敵地で対戦。1-3で完敗を喫し、公式戦9戦未勝利(7敗2分)、今季終了までの期限付きでフランク・ランパードを監督に再招聘してから6戦6敗となった。

 真っ暗闇から抜け出す手立てが全く見つからないなか、ルブーフ氏は「恥ずべきで、不名誉で、哀れだ」と、痛烈な批判を展開した。

「選手たちは今、自分たちが何をしているのか理解しているのか。クラブのイメージを汚しているうえに、自分たちのイメージも汚し続けている。彼らが見せているものは、サッカー界で最悪だ。やろうとしていることに何の個性もなく、何のコミットメントも示さなければ、それは自分がプロフェッショナルでないと示す羽目になる。

 彼らはチェルシーのシャツに相応しくないと世界に示してしまった。私はクラブとチームの間に違いを見ている。クラブはビッグクラブだが、今のチームはそのクラブの恥だ。テレビを消したかった。それくらい恥ずかしかった」
【PHOTO】まさにスタジアムの華! ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!
 55歳のレジェンドはまた、「リーダー」不在を問題視。新指揮官に就任濃厚のマウリシオ・ポチェッティーノの名を挙げ、「彼の口から何をするか聞くまでは、どんな監督でもこの問題を解決できるとは思わない。かつてのリーダーシップは、もうそこにはない。それが一番の問題だ」と指摘した。

「ハーフタイムにロッカーへ戻った際、彼らはみんな『監督に話しかけられないよう祈る』と頭を下げるだけだろ。私がチェルシーに来た時に出会ったチームは、全員がリーダー的存在で、そんな真似は絶対にしなかった。ありえない。個性に溢れ、プライドも高かった。だから今の状況はとても恥ずかしく、とても動揺している」

 残りはあと5試合。ランパード暫定監督は初勝利を掴めるのか。降格圏とは9ポイント差だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!

【PHOTO】ベッカム、ロナウド、スナイデル…豪華な面々が勢揃い!各国の歴代レジェンドを一挙紹介
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事