5-2-3または5-3-2でブロック
【警告】横浜FC=小川航(84分)、山下(90+3分) 新潟=渡邊(40分)、田上(72分)、伊藤(90+3分)【退場】なし
Jリーグは5月3日、J1第11節の8試合を各地で開催。ニッパツ三ツ沢球技場では横浜FC対アルビレックス新潟が行なわれ、1-0で横浜FCが勝利を収めた。
【PHOTO】横浜FCの出場16選手&監督の採点・寸評。決勝弾のユーリら高評価「7」が4人。ピンチを招いたンドカは及第点に届かず
前半はお互いにチャンスを作ったが、フィニッシュの精度を欠いてスコアレスで後半へ。そして53分、横浜FCがついに試合を動かした。右サイドの近藤友喜からのアーリークロスに、ユーリ・ララがヘディングで合わせてネットを揺らした。
新潟も終了間際の90+4分、三戸舜介が最終ラインの背後に抜け出してシュートを放つも、GKスベンド・ブローダーセンの好セーブに阻まれ、同点弾とはならず。このまま終了し、横浜FCが開幕11試合目で待望の今季初勝利。新潟は3連敗となった。
【PHOTO】横浜FCの出場16選手&監督の採点・寸評。決勝弾のユーリら高評価「7」が4人。ピンチを招いたンドカは及第点に届かず
前半はお互いにチャンスを作ったが、フィニッシュの精度を欠いてスコアレスで後半へ。そして53分、横浜FCがついに試合を動かした。右サイドの近藤友喜からのアーリークロスに、ユーリ・ララがヘディングで合わせてネットを揺らした。
新潟も終了間際の90+4分、三戸舜介が最終ラインの背後に抜け出してシュートを放つも、GKスベンド・ブローダーセンの好セーブに阻まれ、同点弾とはならず。このまま終了し、横浜FCが開幕11試合目で待望の今季初勝利。新潟は3連敗となった。
▼横浜FCのチーム採点「6.5」
11試合目にしてようやく掴んだ今季初白星。大きなきっかけとなったのは、システムの変更だった。
前節の札幌戦でも守備が崩壊して4失点。四方田修平監督はそのなかで「失点がなかなか減らないというところで、10試合を終えたところで何か変化しないといけない」と考えたという。
導き出した答えが、4バックから3バックへの変更だった。チームが今季、スタートから3バックを採用するのは初。それでも指揮官にとっては昨季の大半の試合で用いた、まさに慣れ親しんだシステムだ。
それだけに、指揮官はもちろん、選手たちのプレーにもまったく迷いは見られなかった。守備時には5-2-3または5-3-2でブロックを敷き、攻撃時は少ない手数で素早い縦パスを入れて速攻を狙う。
新潟が前節からスタメンを10人入れ替え、攻撃に迫力を欠いたことも大きかったが、横浜FCの狙いが完璧にはまったゲームとなった。
何よりも大きかったのは、システム変更で選手の役割がはっきりしたことだろう。もちろん、この勝利で全てが解決した訳では決してない。これからも、いばらの道は間違いなく続く。
ただ一方で、逆転でのJ1残留を目ざすなかで、「何をすべきか」という指針が示された点では、この新潟戦が大きな分岐点になる可能性がある。今後の巻き返しに期待したい。
取材・文●垣内一之(スポーツニッポン新聞社)
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【PHOTO】ニッパツ三ツ沢球技場に駆け付けた横浜FCサポーターを特集!
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11試合目にしてようやく掴んだ今季初白星。大きなきっかけとなったのは、システムの変更だった。
前節の札幌戦でも守備が崩壊して4失点。四方田修平監督はそのなかで「失点がなかなか減らないというところで、10試合を終えたところで何か変化しないといけない」と考えたという。
導き出した答えが、4バックから3バックへの変更だった。チームが今季、スタートから3バックを採用するのは初。それでも指揮官にとっては昨季の大半の試合で用いた、まさに慣れ親しんだシステムだ。
それだけに、指揮官はもちろん、選手たちのプレーにもまったく迷いは見られなかった。守備時には5-2-3または5-3-2でブロックを敷き、攻撃時は少ない手数で素早い縦パスを入れて速攻を狙う。
新潟が前節からスタメンを10人入れ替え、攻撃に迫力を欠いたことも大きかったが、横浜FCの狙いが完璧にはまったゲームとなった。
何よりも大きかったのは、システム変更で選手の役割がはっきりしたことだろう。もちろん、この勝利で全てが解決した訳では決してない。これからも、いばらの道は間違いなく続く。
ただ一方で、逆転でのJ1残留を目ざすなかで、「何をすべきか」という指針が示された点では、この新潟戦が大きな分岐点になる可能性がある。今後の巻き返しに期待したい。
取材・文●垣内一之(スポーツニッポン新聞社)
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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