インテル公式YouTubeが４月29日に配信した、元ウルグアイ代表FWアルバロ・レコバのゴール集が反響を集めている。

　動画は、レコバがインテル時代にセリエAで決めた全53ゴールからトップ10を厳選したもの。コメント欄は、スーパーゴールを賞賛する声で溢れかえっている。

「この動画を待っていた」
「どれも美しい」
「計り知れない才能」
「インテリスタになったきっかけ」
「果てしない弾道」
「彼の大ファンだった」
「唯一無二の才能」
「世界最高の左利きのひとりだ」

　1997年８月にインテルに加入したレコバは、強烈なキックが持ち味のレフティ。パフォーマンスに波がありながらも、好調時には創造性溢れるチャンスメークや破壊力抜群のミドルシュートで観衆を魅了した。
 

　当時のインテル会長だったマッシモ・モラッティが「私はロナウドよりもチーノ（レコバの愛称）のほうが好きだった。ロニーは世界最高の選手で尊敬していたが、チーノは並みの選手にはできないプレーで何度も驚かせてくれた」とコメントしたほど、愛された選手だった。

　レコバは2007年にフリーでインテルを退団し、トリノ、パニオニオスを経て、10年に母国ウルグアイの古巣ダヌビオと、同じく古巣のナシオナル・モンテビデオでプレー。15年に現役を引退し、22年１月からナシオナルのサードチームでコーチを務めている。

　インテルを退団してから16年たった現在でも、インテル時代に決めた数々のゴールが多くのインテリスタの記憶に残っている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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