【チャンピオンズ・リーグ】ラウンド16のカードが決定! 3シーズン連続で実現したカードも etc.

2015年12月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

王者バルサはアーセナルと、準優勝ユーベはバイエルンと対決。

またもや顔を合わせるPSGとチェルシー。名勝負となるかは復調が待たれるチェルシー次第か。 (C) Getty Images

 12月14日、スイス・ニヨンでチャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド16組み合わせ抽選会が行なわれ、8つのカードが決定。来年2月から始まるノックアウトステージの第1ラウンドで、多くの魅力的な対戦が実現することとなった。

◎CLラウンド16
◇対戦カード
ヘント(初対決)ヴォルフスブルク
ローマ(3勝1分け4敗)レアル・マドリー
パリ・サンジェルマン(1勝3分け2敗)チェルシー
アーセナル(1勝2分け4敗)バルセロナ
ユベントス(3勝1分け4敗)バイエルン
PSV(2敗)アトレティコ・マドリー
ベンフィカ(1勝3敗)ゼニト・サンクトペテルブルク
ディナモ・キエフ(初対決)マンチェスター・シティ
※括弧は左側記載チームから見たCL(チャンピオンズ・カップ時代の含む)における通算対戦成績

◇日程
第1戦:2016年2月16~17日・23~24日
第2戦:2016年3月8~9日・15~16日

 ヘント対ヴォルフスブルクは、前者がCL初出場、後者は2度目の出場で初のラウンド16進出という、新鮮な顔合わせとなった。
 
 ローマは強力レアル・マドリーと対峙。通算成績はローマの3勝1分け4敗で2007-08シーズンには2勝を挙げているものの、今回は実力的にチャレンジャーとしてこの一戦に臨む。
 
 そして、パリ・サンジェルマン対チェルシー。3シーズン連続で実現したカードであり、一昨シーズンはチェルシー、昨シーズンはPSGが次ラウンドへ勝ち進んでいる。今回、リードを奪うのはどちらか!? 現時点のチーム状況を考えればPSGが有利だが、チェルシーがどれだけチーム力を上げてくるかが注目される。
 
 2005-06シーズンの決勝カードであるアーセナル対バルセロナもまた、非常に興味深いカードだ。過去4度で対戦し、いずれもバルサが次ラウンド進出(05-06シーズンは優勝)を果たしている。
 
 昨シーズンのファイナリストであるユベントスは、好調バイエルンという厳しい相手との対戦を迎える。現時点では昨シーズンのチームレベルには達していないが、来年2月までに修正を図ることができるか。
 
 欧州王者の経験もあるPSVは、一昨シーズンのファイナリストであるアトレティコ・マドリーと対峙。通算成績は2敗と分は悪いが、グループステージを逆転で勝ち抜いた粘りを、ここでも発揮したいところだ。
 
 最後にディナモ・キエフとマンチェスター・シティ。CLでは初対決だが、ヨーロッパリーグでは2010-11シーズンのラウンド16で対戦し、この時はキエフが1得点差で勝利を挙げている。

 今後、準決勝まではホーム&アウェーで争われ、ラウンド毎に組み合わせ抽選会が行なわれる。決勝戦は来年5月28日、ミラノのサン・シーロで開催される。
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