前田大然が決勝点を絶妙アシスト!古橋亨梧&怪我から復帰の旗手怜央も先発のセルティック、宿敵を1-0撃破でカップ戦決勝進出

2023年04月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

岩田智輝は65分から途中出場、小林友希は出番なし

正確なクロスで決勝点をお膳立てした前田。(C)Getty Images

 4月30日に開催されたスコティッシュカップ準決勝で、日本人5選手を擁するセルティックは、宿敵レンジャーズと対戦。古橋亨梧、前田大然、そして怪我からおよそ1か月半ぶりに復帰した旗手怜央が先発し、岩田智輝と小林友希はベンチスタートとなった。

 セルティックは立ち上がりから攻勢をかけ、6分に前田、13分に古橋がそれぞれゴール前でパスを受け、ビッグチャンスになりかけるも、シュートまでは持ち込めない。

 レンジャーズ相手に直近3戦5発の古橋は、30分にもジョッタからの斜めのパスにペナルティエリア内で反応するが、ボールに触ることはできない。

 なおも押し気味に進めるなか、43分に試合を動かす。セカンドボールをいち早く回収した前田が柔らかいクロス。これにフリーで反応したジョッタが、難なくヘッドで押し込んだ。

 1点リードで折り返すと、57分に古橋がエリア手前で右足を一閃。しかし、ゴール右隅に飛んだ鋭いシュートは、41歳の大ベテランGKマグレガーの好守に阻まれる。
 
 逆に60分には、相手に際どいシュートを浴びるが、頼れる守護神ハートがビッグセーブを見せる。

 65分には3枚替えを敢行。復帰即大一番の難しさが多分にあったか、らしくないミスが散見された旗手らを下げ、岩田、ハクサバノビッチ、ムーイを一気に送り込む。

 78分には豊富な運動量でピッチを走り回っていた前田が、エリア内でボールをかっさらったものの、シュートはブロックされ、クロスバーの上を越える。

 結局、このまま1-0でタイムアップ。すでに制したリーグカップ、首位独走のリーグ戦と合わせ、国内3冠を目ざすセルティックが決勝進出を果たした。

 なお、前田はフル出場、古橋は韓国代表のオ・ヒョンギュと代わる84分までプレーし、宿敵撃破に貢献。小林に出番は訪れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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