レアル・ソシエダの久保建英は、加入１年目ながら、ここまでキャリアハイの６ゴールを挙げるなど躍動。３強に次いでチャンピオンズリーグ出場圏内の４位を維持するチームで、定位置を確保している。

　そんな久保について、ラ・リーガのTV放送を手掛ける『MEDIAPRO』の上級スタッフ、アントニオ・ガルシア氏も感銘を受けているようだ。

　ソシエダのあるバスク地方など、北部を中心に毎試合リーガの中継に携わっているアントニオ氏に21歳の日本代表MFについて「リアルな評価」を尋ねると、「よくやっているよ」と切り出し、次のように印象を語った。
 

「まずクボは１対１にとても強い。これが彼の特長だ。もうラ・レアルの主力だよ。いろいろなポジションができるけど、私はサイドがいいと思う。なぜか？ 突破力という彼の強みを活かせるからね」

　先のラージョ・バジェカーノ戦（２－１）では、３人を翻弄するドリブルで決勝点を演出した久保。アントニオ氏の言葉通り、サイドで輝きを放った。

取材・文●江國森（サッカーダイジェストWeb編集部／現地特派）

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