「放送しないとは言ってない」来季以降のJ3中継はどうなる? 野々村チェアマンが言及「有料は全然ある」

2023年04月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「例えば、月1万5000円ですとか」

野々村チェアマンが2024年からのJ3中継について語った。(C)SOCCER DIGEST

 Jリーグが4月24日、公式YouTubeチャンネルを更新。トーク企画『ののチャンネル』にて、野々村芳和チェアマンが来シーズンからのJ3の中継について語った。

 Jリーグは3月30日にDAZNとの2033年までの契約延長を発表。その中の契約内容で、DAZNは来季からJ3の放映権を手放し、これをJリーグが引き取ることとなった。

 野々村チェアマンは、J3の中継を「2024年から(全く)放送しないとは言ってないよね」と強調。そして、今後の可能性について述べた。
 
「Jリーグが持っている権利(J3の放映権)を欲しいって言うところがあれば、そこに渡して放送することもあれば、JリーグがYouTubeで放送するとか。何を選ぶかはこれからだけど、また今シーズンと同じでDAZNの中で見れるかもしれないし。ただ、いずれかの形で全試合を何らかの方法で見れるってことには変わりはない」

 配信が有料になるかについては、「可能性として全然ある」とし、「例えば、J3の権利がめちゃくちゃ高くなることもあるかもしれない。どっかがすごい権利料でJ3の権利を買って、それを見るのに月1万5000円ですとか。そうなる可能性はゼロではない」と見解を述べた。

 地上波での放送にも言及。J3クラブが一番見てほしいのは、スタジアムに来てもらえる可能性が高い地域の人だとしたうえで、「その人たちに試合を届けるのには、やっぱり地域の地上波が良い。今回の契約ではJリーグが権利を戻したので、地域に開放してやってもらう」と今後もサッカーへの関心を増やすための策を練っていくとした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「YouTubeで放送するとか…」野々村チェアマンが語る2024年シーズンからのJ3中継

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