現地４月23日に開催されたFAカップの準決勝で、三笘薫が所属するブライトンとマンチェスター・ユナイテッドが聖地ウェンブリーで激突。両軍ともゴールが奪えないままに突入したPK戦の末、後者がファイナルに駒を進めた。

　この一戦で、ブライトンの崩しの急先鋒である三笘とマッチアップしたのが、ユナイテッドの右SBアーロン・ワン＝ビサカだ。32分に、左サイドから中に切れ込む得意のドリブルを後方から追いかけてタックルで阻止するなど、キーマンを抑え込んでみせた。

　英紙『METRO』によれば、ユナイテッドOBの元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は『FIVE』で「（際立っていたのは）ワン＝ビサカだったと思う」とし、"三笘封じ"絶賛している。
 

「私にとって、ミトマは今シーズン最高の発見だった。彼はこれまで対戦してきたすべてのチームに大きな問題を与えてきた。ワン＝ビサカは公平を期すために、彼に足枷を付けた。１対１におけるワン＝ビサカの守備がいかに優れているかは誰もが知っているが、今日、好調のトップクラスの選手に対応できると再び証明した」

　名CBは「マッチアップなら、彼は誰よりも優れている」と賛辞を続けている。

　プレミアリーグを席巻してきた三笘のドリブルをほぼ完璧に抑え込んだパフォーマンスに、感銘を受けたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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