最下位と衝撃ドロー…ご意見番がアーセナルGKの失態に噛みつく「デ・ヘアとマグワイアのよう」「なんてスタートだ」

2023年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「本人もあれで得点できるとは思っていなかっただろう」

失点直結のミスを犯し、天を見上げるラムスデイル。(C)Getty Images

 現地時間4月21日に開催されたプレミアリーグの第32節で、首位のアーセナルは最下位のサウサンプトンと本拠地エミレーツで対戦。3-3で終わり、2試合消化が少ない2位のマンチェスター・シティとの勝点差は5となった。

 2点ビハインドから88分にマーティン・ウーデゴー、91分にブカヨ・サカと、立て続けにネットを揺らし、土壇場で猛反撃に出たが、勝ち越し点までは奪えず。26日のシティとの直接対決を前に、あまりに痛い3戦連続ドロー。試合数を考えれば、形勢逆転を許したと言っていい。

 まさかの結果を招いた要因の1つが、守護神アーロン・ラムスデイルの失態だ。開始わずか27秒、自身が出したパスをペナルティエリア手前でカルロス・アルカラスにカットされ、そのまま被弾。電光石火の先制点を献上し、サウサンプトンを勢いづかせてしまった。

 致命的なミスにファンから厳しい声が飛ぶなか、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドOBで、ガリー・ネビル氏も苦言を呈した。

 英紙『Daily Mail』によれば、現在はプレミアリーグのご意見番として名を馳せる48歳は、前日に行なわれた古巣ユナイテッドのセビージャ戦で、GKダビド・デ・ヘアが、自陣ゴール前で3人に囲まれたハリー・マグワイアにパスを出した結果、失点に繋がった場面を引き合いに出し、こう語ったのだ。
【動画】開始27秒でまさかの先制点プレゼント…ラムスデイルの痛恨ミス
「Wow! 昨夜のデ・ヘアとマグワイアの一件がフラッシュバックしたよ。違いは、あれはパスが届いたが、これは届かなかったことだ。敵に読まれていた。なんてスタートだ。数週間前、アンフィールドでのラムズデイルは素晴らしかったが、ウェストハム戦での2失点目も、もっと上手くやれたはずだ」

 また、元リバプールのジェイミー・キャラガー氏も批判。アルカラスのシュートを防ぐべきだったと訴えた。

「あれはセーブしないと。彼はここ数週間、思い切り賞賛されているが、アルカラスにゴールを許した場面を見てみてくれ。素晴らしいね。本人もあれで得点できるとは思っていなかっただろうし、あんなんでゴールになっちゃいけない。ラムズデイルはもっと強くならないとね」

 24歳のイングランド代表GKは、今月9日のリバプール戦(2-2)で見せた神がかり的なセーブをはじめ、シーズンを通して印象的な活躍を続けていたが……。シティとの頂上決戦で汚名返上のパフォーマンスを披露し、優勝争いにおいてアーセナルを再び優位に立たせることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】あまりに痛恨!デ・ヘア→マグワイアで招いた失点

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