セビージャに惨敗…衝撃のEL敗退でマンU伝説OBは確信「テン・ハーフは心を決めたと思う。唯一の良い結果」

2023年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「テン・ハーフの夏の計画に役立つだろう」

厳しい表情を浮かべるテン・ハーフ監督。(C)Getty Images

 現地時間4月20日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝の第2レグで、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は、セビージャ(スペイン)と敵地で対戦。0-3で為す術なく敗れ、2-2で終えた第1レグと合わせ、2-5で敗退となった。

 最も大きな敗因として考えられるのが、主力の不在だ。司令塔のブルーノ・フェルナンデスを累積警告、CBのラファエル・ヴァランヌとリサンドロ・マルティネスを怪我で欠き、負傷明けのマーカス・ラッシュフォードとルーク・ショーもベンチスタートとなった。

 大幅なメンバー変更を強いられて臨んだ結果、惨敗。選手層の薄さが露わになったなか、英公共放送『BBC』によれば、レジェンドOBのポール・スコールズ氏は皮肉を交えて「今夜の試合で、(監督のエリク・)テン・ハーフが何人かの選手について心を決めたと思う。テン・ハーフにとって、これが唯一の良い結果だろう」と語った。
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「怪我人が出ると、このチームは十分な力を発揮できないことが分かる。彼らは他の試合には対応できるが、いざ大事な試合、大きな雰囲気になると、途端に力不足になる。ビッグプレーヤーがフィットしていないと、クオリティが下がってしまうんだ。悲惨な夜はシーズン中に何度もあった」

 48歳の元イングランド代表MFは「これはテン・ハーフの夏の計画に役立つだろう。最初の20分間は、彼がより良いスカッドを必要としている事実を示すものだ」とも伝え、補強の必要性を示唆した。

 今夏、2012-13シーズン以来、丸10年リーグ制覇から遠ざかる名門に、大きな動きはあるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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