「僕がいない間、信じられないような活躍をしてくれた」戦列復帰のマンUエリクセンが称賛する同僚は?

2023年04月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

エバートン戦で復帰を果たす

マンUでの充実を口にするエリクセン。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのクリスティアン・エリクセンが、チームでの充実を語った。クラブの公式サイトが伝えた。

 現地時間4月20日に開催されるヨーロッパリーグ(EL)準々決勝の第2レグで、ユナイテッドはセビージャと敵地で対戦する。

 13日に行なわれた第1レグでは、2点のリードを奪うも、終盤に2度のオウンゴールを献上し、2-2のドローに終わった。

 第2レグを前に、エリクセンは記者会見に臨んだ。31歳のデンマーク人は、2021に開催されたEUROのフィンランド戦で、突如心停止となり、昏倒。選手生命が危ぶまれる状況に陥るも、懸命なリハビリを経てカムバック。昨年1月のブレントフォードで実戦復帰し、今季からユナイテッドでプレーしている。
 
 エリクセンは当時を振り返り、「1年前は今の自分を夢見ていたんだ」と語る。

「あの頃は、プレーに復帰すること自体が夢で、とにかく一歩一歩、自分がなりうる最高の選手になることが目標だった。そんな僕に、監督がここに来いと言ってくれたのは本当にラッキーだった。そしてすでにトロフィーを1つ手に入れ、さらに2つのトロフィーを目ざしている状況はとても楽しいよ」

 ユナイテッド加入後は、すぐさま主力として活躍するも、1月に行なわれたFAカップ4回戦のレディング戦(3-1)で足首を負傷。長期離脱を余儀なくされたが、先日のエバートン戦(2-0)で復帰を果たした。

 自身が不在時のチームについてエリクセンは、「僕がいない間、マルセル(・ザビツァー)は信じられないような活躍をしてくれた。みんな自分の仕事をしようとするし、上手く溶け込んでいる。フレッジもよくやってくれたし、スコット(・マクトミネイ)がプレーしていた時もそうだった」と同僚たちに賛辞を贈っている。

 エリクセンを擁するユナイテッドはセビージャを撃破し、2016-17以来のEL優勝に近づけるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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