期待していた人々はひどく失望した
ファンに挨拶するチームメイトをよそに、マネは足早とロッカールームへ。(C)Getty Images
バイエルンに所属するサディオ・マネへの風当たりが強まっている。
まずはパフォーマンスに関する批判だ。2022年夏にリバプールからドイツ王者に加入したセネガル代表アタッカーは怪我もあり、特大の期待に応えられずにいる。公式戦で11得点(33試合出場)を記録しているが、ヴィクトリア・ケルン(DFBポカール1回戦)戦での1ゴール、プルゼニ戦での計2ゴール(CLグループステージ3~4節)など、バイエルンにとっては難易度が高くない試合で決めたものがほとんど。なにより復帰戦となった22節のウニオン・ベルリン戦から10試合連続ノーゴールと精彩を欠いている。
うまくいかない日々に、本人も苛立ちを募らせているのだろう。CL準々決勝・第1レグのマンチェスター・シティ戦(0-3の敗戦)後には、ロッカールームでチームメイトのレロイ・ザネに平手打ちの狼藉を働いてしまう。そして後日、クラブから1試合の出場停止と罰金30万ユーロとも、50万ユーロとも言われる懲戒処分を受けた。
今夏の移籍市場で売りに出される。そんな噂も出回りはじめたところだ。
まずはパフォーマンスに関する批判だ。2022年夏にリバプールからドイツ王者に加入したセネガル代表アタッカーは怪我もあり、特大の期待に応えられずにいる。公式戦で11得点(33試合出場)を記録しているが、ヴィクトリア・ケルン(DFBポカール1回戦)戦での1ゴール、プルゼニ戦での計2ゴール(CLグループステージ3~4節)など、バイエルンにとっては難易度が高くない試合で決めたものがほとんど。なにより復帰戦となった22節のウニオン・ベルリン戦から10試合連続ノーゴールと精彩を欠いている。
うまくいかない日々に、本人も苛立ちを募らせているのだろう。CL準々決勝・第1レグのマンチェスター・シティ戦(0-3の敗戦)後には、ロッカールームでチームメイトのレロイ・ザネに平手打ちの狼藉を働いてしまう。そして後日、クラブから1試合の出場停止と罰金30万ユーロとも、50万ユーロとも言われる懲戒処分を受けた。
今夏の移籍市場で売りに出される。そんな噂も出回りはじめたところだ。
迎えた19日のマンチェスター・C戦、チームの逆転勝利を信じたファンの願いもむなしく、バイエルンの敗退(2戦合計1-4)が決定した。
その直後、マネが取った行動がまたも問題視されている。厳しく指摘するのはミュンヘンの地方新聞『ミュンヘナー・メルクーア』。「試合直後:バイエルンのスター、サディオ・マネがまたも立腹」と題したウェブ記事にこう綴っている。
「マネはザネとの交代で64分から途中出場。しかし、小さな花火を期待していた人々をひどく失望させた。左ウイングとしてほとんど目立たず、ピッチ上での30分間でゴールを脅かすことがなかったのだ」
そのうえで「もっとも目立ったのは試合終了のホイッスルが鳴った直後」として、「他のチームメイトたちがスタンドに向かい、ファンの素晴らしいサポートに感謝の意を表していた。しかし、マネはすでに地下墓地(ロッカールーム)で不機嫌になっていた。ファンや幹部をイラつかせる最近の振る舞いはいただけない」と糾弾している。
DFBポカールに続き、CLでも準々決勝敗退となったバイエルンに残されているタイトルはブンデスリーガのみ。残り6試合のその国内リーグで、マネは自身への逆風をかき消すような貢献を果たせるだろうか。スーパースターが正念場を迎えている。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
その直後、マネが取った行動がまたも問題視されている。厳しく指摘するのはミュンヘンの地方新聞『ミュンヘナー・メルクーア』。「試合直後:バイエルンのスター、サディオ・マネがまたも立腹」と題したウェブ記事にこう綴っている。
「マネはザネとの交代で64分から途中出場。しかし、小さな花火を期待していた人々をひどく失望させた。左ウイングとしてほとんど目立たず、ピッチ上での30分間でゴールを脅かすことがなかったのだ」
そのうえで「もっとも目立ったのは試合終了のホイッスルが鳴った直後」として、「他のチームメイトたちがスタンドに向かい、ファンの素晴らしいサポートに感謝の意を表していた。しかし、マネはすでに地下墓地(ロッカールーム)で不機嫌になっていた。ファンや幹部をイラつかせる最近の振る舞いはいただけない」と糾弾している。
DFBポカールに続き、CLでも準々決勝敗退となったバイエルンに残されているタイトルはブンデスリーガのみ。残り6試合のその国内リーグで、マネは自身への逆風をかき消すような貢献を果たせるだろうか。スーパースターが正念場を迎えている。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部