ペップがバイエルン撃破後に明かした「最も改善した部分」「唯一の後悔」は? もう1つの準決勝を前に懸念も「我々はくたくた」

2023年04月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

マンCは3年連続、マドリーは13年間で11度CL4強入り

ペップは大エースのハーランドら(左)を擁し、マンCを悲願のCL制覇に導けるか。(C)Getty Images

 現地時間4月19日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第2レグで、悲願の欧州制覇を目ざすマンチェスター・シティは、バイエルン・ミュンヘンと敵地で対戦。第1レグを3-0で制していたなか、1-1のドローで終え、2戦合計4-1で3年連続の4強入りを果たした。

 クラブ公式サイトなどによれば、ジョゼップ・グアルディオラ監督は、「3年連続でチャンピオンズリーグ準決勝に進出できて、とても嬉しい」と手応え十分にコメント。そのうえで、不運なハンドで与えたPKによる失点のみで凌いだ守備陣を称えた。 

「ボックス内での守備がとても良かったので、信じられないほど堅固だった。これは、以前のシーズンと比べて最も改善した部分だ。後半は1分過ぎからより上手くコントロールできた。唯一の後悔は、もっと早くフィニッシュできるように、パスの連続性を高められなかった点だ。だけど相手のクオリティを考えれば、シティのみんなにおめでとうと言いたい」
【PHOTO】ドリームチーム撃破、イスタンブールの奇跡、マドリーの3連覇etc...CL歴代王者の戴冠シーンを一挙公開!
 次に立ちはだかるのは、最多14度のCL制覇を誇るレアル・マドリーだ。昨シーズンは準決勝で、2戦合計5-6の大接戦の末に敗れた因縁の相手でもある。スペイン人指揮官は「彼らは13年間で11回準決勝に進出している。脱帽だよ」とリスペクトを込めつつ、母国の強豪撃破へ意気込みをこう伝えた。

「世界中のクラブが、このコンペティションに勝ちたいなら、『今すぐレアル・マドリーに勝たなければならない』という気持ちを持っていると思う。以前はバルセロナだったが、今はレアル・マドリーだ」

 一方で隠しきれない懸念材料も。過密日程が続くなか、「我々は疲れ切っている。土曜のシェフィールド・ユナイテッド戦(FAカップ準決勝)に向けて、どう回復するかは分からない。今は大変な時期だ」とこぼした。ドイツ遠征の疲れを急ピッチで取り除き、CLの前にFAカップの準決勝を勝ち上がれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】クロスバーの上を通過…ハーランドの珍しいPK失敗

【PHOTO】ベッカム、ロナウド、スナイデル…豪華な面々が勢揃い!カタールを訪れた各国の歴代レジェンドを一挙紹介

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!

【PHOTO】まさにスタジアムの華! ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事