「ホッとしている」2得点の川崎MF脇坂泰斗が今季ホーム初勝利に安堵。初披露の“猪木ゴールパフォ”は「忘れかけていたんですけど…」

2023年04月20日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

試合前の鬼木監督からの言葉を明かす

今季初ゴールを含む2得点を挙げた脇坂。写真:滝川敏之

[ルヴァン杯・第4節] 川崎6-0清水/4月19日/等々力陸上競技場

 川崎フロンターレが待望の今季ホーム初勝利を飾った。

 川崎は4月19日、ルヴァンカップのグループステージ第4節で清水エスパルスと対戦。遠野大弥と脇坂泰斗が2得点ずつを決めるなど、大量ゴールで6-0の大勝を収めた。

 負傷したチャナティップに代わって31分からピッチに立ち、84分と89分に今季初ゴールを含む2ゴールを挙げ、しっかりと結果を残した脇坂は、「得点やアシスト、今シーズンは結果を出せていなかったので、まずそこはホッとしている部分があるんですけど、今日は狙っていたので結果に繋がって良かった」と安堵した。

 チームとしては、今季いまだ勝ちがないホームでの初白星。さらに複数得点での完封勝利も今シーズン初となった。クラブのレジェンド中村憲剛氏の背番号14を受け継ぐ27歳MFは、選手たちが奮起するきっかけとなった試合前の鬼木達監督の言葉を明かした。
 
「鬼木監督からも、今日のゲームをシーズンを通したときにターニングポイントにしようという声があった。それに向かって、自分たちは自信を持ってやった結果、得点も多く入りましたし、無失点で終えられたので良かったと思います」

 この試合で脇坂は得点後、シーズン開幕前から予告していたアントニオ猪木さんでお馴染みの「1、2、3ダー!」のゴールパフォーマンスをお披露目した。

 1点目では、「ちょっと忘れかけていたんですけど思い出して、バックスタンドでやりたいなと思った。(サポーターも)声を大きく出してくれて、『ダー』もすごい盛り上がって良かった」と一安心。しかし2点目では、「迷ってしまって、どっちに行こうかなと思って…。メインスタンドでもやりたいなと思ってやったんですけど、ちょっと自分のリードがあまかったのか、(サポーターの)声が出ていなかったので、それは自分の中でも課題です」と語った。

 今回の一戦を"ターニングポイント"に、今後も脇坂はゴールパフォーマンスを披露できるか、注目だ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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