川崎フロンターレは４月19日、ルヴァンカップのグループステージ第４節で清水エスパルスと対戦。19時３分キックオフの一戦で、FW遠野大弥が前半だけで２ゴールと躍動している。

　春の暖かい陽気のなか行なわれたナイターゲーム。立ち上がりからテンポの良い繋ぎで相手を押し込む川崎は、13分に先制。左CKから相手のクリアボールに反応した遠野が、ペナルティアークから右足のダイレクトボレーで合わせると、強烈なシュートがゴール左に突き刺さった。

　24歳FWの今季初ゴールとなる見事な一撃に、得点の瞬間、スタンドからは「おぉ」と驚きの声が漏れていた。
 

　遠野はさらにその３分後、味方のワンツーでペナルティエリア左に進入すると、右足で狙いすましたコントロールシュートを放つ。内側に巻いた軌道のボールがゴール右に決まり、追加点を奪った。

　ホームチームはその後も猛攻を仕掛け、何度も好機を創出するなど主導権を握り、２点をリードして前半を折り返した。

　川崎はここまでグループステージで２分１敗のB組４位。今季いまだ勝ちがないホームで勝利の瞬間を迎えられるか。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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