あまりに痛恨!2戦連続2-0からドロー…アーセナルFWジェズスが「タイトルを争うチームにあってはならない出来事」を問題視

2023年04月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「再びタイトルを懸けて戦える唯一の方法」は?

エースのG・ジェズスは3試合連続ゴールを奪ったが…。(C)Getty Images

 現地時間4月16日に開催されたプレミアリーグ第31節で、冨安健洋(怪我のためベンチ外)が所属する首位のアーセナルは、15位に沈むウェストハムと敵地で対戦。2-2のドローに終わり、1試合消化の少ない2位のマンチェスター・シティとの勝点差は4に縮まった。

 序盤は完全にアーセナルのペースだった。開始7分にエースストライカーのガブリエウ・ジェズスが幸先良く先制点を挙げれば、その3分後にキャプテンのマーティン・ウーデゴーが追加点を奪取。あっという間にリードを2点に広げた。

 しかし、33分にサイード・ベンラハマにPKを決められて1点を返されると、52分には逆にPKを獲得するも、ブカヨ・サカが痛恨の失敗。暗雲漂うなか、直後にジャロッド・ボーウェンに同点弾を許し、勝点2を失う結果に終わった。2点のリードを守り切れなかったのは、前節のリバプール戦(2-2)に続き、2試合連続だ。
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 クラブ公式サイトによれば、G・ジェズスは「またしても、3ポイントは僕たちの手の中にあった」とがっくり。「試合は90分だ。20分、今日で言えば30分ではない。チームとしてレベルを上げ、自分たちの原則に立ち戻る必要がある」と自戒した。

「僕らは自分たちの強さ、自分たちが何をできるか理解している。最初の10分、20分はとても良かったが、その後はレベルが下がってしまった。タイトルを争うチームにこのような出来事は起こり得ないはずだ。

 PKの5分前、10分前からそれは始まっていた。2点目を取った後、止まってしまっていたからね。責めている場合じゃない。もう1度レベルを上げ、自分たちの原則に立ち返り、ゲームに勝っていかないと。それが、再びタイトルを懸けて戦える唯一の方法だ」

 最下位に沈むサウサンプトンとのホームゲームを挟み、26日にはいよいよG・ジェズスの古巣であるシティとの直接対決だ。19年ぶりのリーグ制覇を目ざす名門が正念場を迎えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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