「キョウゴのほうが成熟している。だが…」古橋亨梧とライバルの韓国代表FWについてセルティック指揮官が言及!「世界の反対側から来た」

2023年04月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼なりにキョウゴから学んでいるはずだ」

現在はエース古橋(左)のバックアッパーに留まっているオ・ヒョンギュ(右)。(C)Getty Images

 冬のマーケットでセルティックに加入した韓国代表のオ・ヒョンギュは、古橋亨梧という絶対的なエースがいるのを分かっていたはずだ。出場機会が限られることも覚悟のうえの移籍だっただろう。

 オ・ヒョンギュは加入後に公式戦12試合出場で3得点を挙げている。ただ、スタメンに名を連ねたのは1回しかない。それでも、韓国代表のユルゲン・クリンスマンは、スコットランドでのオの成長に期待を寄せているようだ。

『The Scotsman』によると、セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は「クリンスマンと話したが、本当にオに満足していた」と述べている。

「彼は成長を続けるだろう。(3月は)クリンスマンと初の代表活動だった。クリンスマンはこちらに来て、彼を見たいと言っていたよ。キルマーノック戦がいいだろうと。試合を楽しんでもらいたい。オが良い印象を残すチャンスを得ると確信している」
 
 古橋というライバルは、オにとってポジションを争うライバルだ。だが同時に、同じ東アジアのストライカーが圧倒的な活躍を見せていることは、励みにもなるだろう。

 ポステコグルー監督は「もちろん、キョウゴのほうが少し成熟している。だが、彼(オ)は世界の反対側から来たんだ。異なる文化やそこで育ったからといって、大きなインパクトを残せないわけじゃないと分かるのは、オに大きな自信を与えると思う」と続けた。

「日々、彼がチームのためにどれだけハードワークしているかを考えれば、彼なりにキョウゴから学んでいるはずだ。選手としての成長に役立つだろう。加入してから本当によくやってきた。文化、クラブ、リーグとすべてを受け入れてきた。どれだけ成長したいと意気込んでいるか分かるはずだ。我々にとって非常に良い選手になると思う」

 今季途中まで古橋とポジションを争っていたギオルゴス・ギアクマキスは、出場機会を求めてアメリカに旅立った。今後、古橋とオがセルティックでどのようにしのぎを削っていくのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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