「日本とは軽く話をしただけだ」韓国サッカー協会が急浮上した“日韓戦開催”の噂をきっぱり否定!「連絡は頻繁に取り合っている」

2023年04月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

実務担当者レベルでの“有事”に備えたプランか

新たなスタートを切った日韓両代表チーム。アジア大会やアジアカップで直接対決が実現も。(C)Getty Images

 6月に行なわれる日本代表シリーズにあって、一部報道で対戦相手に韓国の名が浮上。大韓サッカー協会(KFA)側が年内の日韓戦開催を強く希望しているという内容だ。これを受けて地元メディアがKFAを直撃したところ、実務担当者が「日本側とは軽く話をしただけだ」とその実現性を真っ向から否定した。

 3月の代表2連戦で、森保ジャパンはウルグアイ、コロンビアと戦った。一方で同じ時期に韓国代表もこの2か国と対戦するなど、最近の国際Aマッチウイークにおいて南米やアフリカの代表チームが"日韓ツアー"を選択するのは珍しくなくなってきている。

 今回、韓国メディア『OSEN』はKFAのマッチメイク担当者に電話取材を敢行。日本サッカー協会(JFA)の担当者とのやりとりを次のように明かしている。

「各国協会にはA代表のマッチメイクを担当するスタッフがいる。もちろん国外のさまざまな国の実務担当者と連絡を取り合うが、とりわけ地理的に近い日本代表チームの実務者とは頻繁に連絡を取り合っている。欧州や南米のような良いチームと試合を組むのは思ったほど簡単ではない。JFAの実務者とKFAの担当スタッフは頻繁にコンタクトを取っていて、今回についても『もし次のAマッチ期間で適当なチームが見つからなかったら、韓国と日本で対戦をしよう』と軽く話をしただけだ」

 さらにKFAスタッフは「実際のところ、公式なメールや文書などを通じて伝えられた連絡もない」と断言した。KFAの代表強化部は3月の段階で「6月は国内で2試合を実施し、9月は欧州遠征を検討中だ」と明かしている。
 
 昨今の国際Aマッチウイークにあって、欧州代表チームはネイションズリーグやEURO予選の日程が隙間なく埋め込まれ、東アジアまで足を運ぶチームが少なくなっている。北中米や南米、アフリカのチームが多く、日本と韓国をハシゴするケースがスタンダードだ。日韓両国は対戦相手の移動費などを負担し合っており、協力体制を築いているという。そんななかで両国担当者は有事に備えて、日韓戦の保険をかけているのかもしれない。

 どうやら6月の日韓戦は実現しそうにないが、9月にアジア大会(中国・杭州/日本はU-22代表を派遣)が、年明け早々にはアジアカップ(カタール)が開催され、両大会で間違いなく覇権を争うことになるだろう。ちなみに日韓戦の対戦成績は日本から見て19勝19分け42敗と大きく負け越しているが、直近2試合は3-0(2021年3月)、3-0(2022年7月)と快勝を収めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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