「一瞬、拳を握った」クロップ監督がサラーのPK失敗に言及!今後のキッカーについては「そのことについて話をするが…」

2023年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

ボーンマス戦に続くPK失敗

アーセナル戦で追撃弾を奪うも、PKを外したサラー。(C)Getty Images

 リバプールのユルゲン・クロップ監督が、アーセナル戦でのモハメド・サラーのPK失敗に言及した。現地時間4月10日、海外サッカーメディア『90MIN』が伝えている。

 9日に開催されたプレミアリーグ第30節で、8位のリバプールは首位アーセナルを本拠地アンフィールドに迎えた。

 試合は、前半に2点のリードを奪われる難しい展開となったが、42分にサラーが1点を返すと、後半は猛攻を開始。しかし、53分にPKを獲得するも、サラーが痛恨の失敗。

 その後も再三決定機を迎えるなか、ゴールを奪えずにいたが、87分に途中出場のロベルト・フィルミーノがヘッドで決めて土壇場で2-2のドローに持ち込んだ。
 
 攻め込みながら勝ち切れなかったリバプール。悔やまれるサラーのPKの場面で指揮官は、目を逸らすようにピッチに背を向けていた。

 スタジアムの観客から声が上がると、思わずガッツポーズを見せていたが、記事によると、クロップ監督は「決まったと思った」という。

「PKを見ていなければ、観客のリアクションによって反応する。明らかにボールが入ったと思った人が何人かいたようだが、ゴールは外れていた。だから、一瞬、拳を握ったんだけど、誰も祝っていないし、ボールは入っていないことに気づいたんだ」

 また、3月11日に行なわれたボーンマス戦(0-1)に続き、2回連続でPKを失敗したサラーを、今後もキッカーに指名するかと問われると、「我々はそのことについて話をするが、ここではない」と明言を避けた。

 公式戦5試合勝ちなしと苦戦が続くリバプール。サラーのPK失敗は今季の不調を象徴するかのようだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】アーセナル戦、サラーのPK失敗シーン

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