「強盗だ。恐ろしい判定がミトマを不利に」英識者が“不可解ジャッジ”に怒り心頭!「世界中の誰もがPKだと分かる」

2023年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「これほどまでに不公平な試合はほとんど記憶にない」

トッテナム戦での判定が三笘に有利に働くことはなかった。(C)Getty Images

 4月8日に開催されたプレミアリーグの第30節で、三笘薫を擁する6位のブライトンは、2試合消化が多く、4ポイント差で5位のトッテナムと敵地で対戦。ソン・フンミンに先制点を許した後、一度は追いつくも、ハリー・ケインに勝ち越し点を奪われ、1-2で痛恨の敗戦を喫した。

 話題沸騰となっているのが、相次いだアウェーチームには不利な判定だ。17分と55分、それぞれ三笘とダニー・ウェルベックのシュートでネットを揺らした場面がともにハンドで得点取り消しになれば、71分に三笘がペナルティエリア内で相手に足を踏まれて倒された際も、PKの笛が吹かれることはなかった。いずれもかなり際どいジャッジだった。

 地元メディア『Sussex Express』によれば、元イングランド代表FWクリス・サットン氏は、日本代表MFへのファウルが取られず、ノーPKに終わったシーンを取り上げ、「ブライトンがそれを認められなかったのは、まったくもって恥ずべきことだ」と鼻息荒く主張。不可解な判定だと苦言を呈した。

「ブライトンのファンでもないのに、怒りを感じる。不名誉だと思う。これほどまでに不公平な試合はほとんど記憶にない。判定は酷いものだった。(英審判協会の会長)ハワード・ウェブはサウスコーストまで行って、(監督のロベルト・)デ・ゼルビに謝る羽目になるだろう。唖然としているよ。あまりに酷いからね」
 
 サットン氏はまた、ツイッターでも発言。以前に英審判協会が誤審を認め、ブライトンに謝罪した事実を踏まえ、次のように訴えた。

「ブライトンは今日の午後、強盗に遭った。少なくとも2つの恐ろしい判定がミトマに不利に働く。ハワード・ウェブはもう一度、彼らに謝罪するはずだ。それは間違いないだろう!本当に酷い」

 さらに元ウェールズ代表MFロビー・サベージも、番組出演時に司会者から「なぜPKにならないのか?ミトマには明確な接触がある」と問われると、はっきりこう答えた。

「我々はみんな、テレビを見ている。世界中の誰もが、あれはペナルティだと分かる」

 チャンピオンズリーグ出場権を争う、ライバル同士の大一番でのジャッジだけに、白熱の議論は当分続きそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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