「直近6試合は4得点22失点」アーセナルは鬼門のアンフィールドを乗り越え、悲願のプレミア制覇に近付けるか?

2023年04月08日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

昨シーズンも0-4の完敗

苦手なアンフィールドで勝利を目指すアルテタ監督。(C)Getty Images

 19年ぶりの戴冠に向けて大きな鍵を握る一戦となりそうだ。

 現在、プレミアリーグで1試合消化の少ない2位マンチェスター・シティに勝点8差をつけて首位をひた走るアーセナル。前節もリーズに4-1で勝利を飾るなど、目下7連勝中と終盤戦を迎えても好調を持続している。

 残り9試合となり、悲願のリーグ制覇も現実味を帯びてきたアーセナルだが、次節のアンフィールドでのリバプール戦(4月9日)はシーズンで最も難しい試合になるかもしれない。

 実はアーセナル、近年このアンフィールドとの相性が滅法悪い。9年間勝利がなく、しかも6シーズン続けて大量失点で敗れているのだ。
 
 直近6シーズンの戦績は以下の通りだ。

●0-4(21-22シーズン)
●1-3(20-21シーズン)
●1-3(19-20シーズン)
●1-5(18-19シーズン)
●0-4(17-18シーズン)
●1-3(16-17シーズン)

 6試合でわずか4ゴールしか挙げられていないばかりか、失点は22と1試合平均で実に3.7失点を喫している。これだけ惨敗を繰り返していれば、チーム内に苦手意識が芽生えているのは間違いないだろう。

 このように苦悩の歴史を歩んできたことから、アーセナルのレジェンド、レイ・パーラーは、英国メディア『Football 365』に次のように語っている。

「鬼門アンフィールドで勝利することができればシーズン終盤に向けて確固たる自信をつけることができる。ここで結果を出せば、優勝に大きく近づくだろう」

 そんなアーセナルだが、怪我で欠場が予想されたCBのウィリアム・サリバ、ウイングのブカヨ・サカが鮮烈に復帰するなど明るい話題も少なくない。はたして日曜日の大一番はどんな結末を迎えるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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