「引き受けるのは簡単だった」チェルシーの暫定監督にランパードが就任! 2年ぶりの復帰、契約は今シーズン終了まで

2023年04月07日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

自身二度目の監督就任に

2年ぶりに古巣の指揮を執ることになったランパード。(C)Getty Images

 チェルシーは現地時間4月6日、成績不振を理由に同2日に解任したグレアム・ポッター監督の後任として、フランク・ランパードを招聘したと発表した。

 ランパードはあくまでも暫定監督であり、今シーズン終了までの契約となる。

 言わずと知れたチェルシーのレジェンドであるランパードは現役時代、2011-12シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)や三度のプレミアリーグ制覇に大きく貢献。在籍13年間で公式戦648試合に出場し、歴代最多の211ゴールを決めている。

 引退後はダービーの監督を経て、2019年夏に満を持して古巣チェルシーの監督に就任。しかし、ファンの期待には応えられず、19-20シーズンにはCL出場圏内の4位に導いたものの、2年目は成績不振に陥り、21年1月に解任の憂き目に遭っていた。
 
 愛するブルーズで2年ぶりに采配を振るうことになったランパードは、次のように語っている。

「この仕事を引き受けるのは簡単だったよ。ここは私のクラブだからね。ベストを尽くして、それからどうなるのかを見てみよう。ここには多くのタレントがいるので、興奮しているよ」

 チェルシーのオーナー代表であるトッド・ボーリーもレジェンドの帰還に対して、喜びのコメントを残している。

「フランクをスタンフォード・ブリッジに再び迎えることができ、嬉しく思っている。フランクはプレミアリーグの殿堂入りを果たした人物であり、このクラブのレジェンドだ。残りのシーズン、すべての試合で最高の結果を出すことを目指し、我々全員がフランクを全面的にバックアップしていくつもりだ」

 なお、来シーズンから同クラブの指揮を執る新指揮官候補には、前バイエルン監督のユリアン・ナーゲルスマンや、前スペイン代表監督のルイス・エンリケ、元パリ・サンジェルマン監督のマウリシオ・ポチェティーノらの名前が挙がっている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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