「チェルシーは変わってしまった」トゥヘルが古巣にチクリ。自身のバイエルン監督就任と同時期のポッター解任は「酷いタイミング」

2023年04月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「距離を置くことが容易になった」

イングランドを去り、母国ドイツに凱旋したトゥヘル。(C)Getty Images

 バイエルン・ミュンヘンの新指揮官に就任したトーマス・トゥヘルが、時同じくして監督交代を行なった古巣について語った。英メディア『90min』が4月3日付けで伝えている。

 ドイツの絶対王者は3月24日、ユリアン・ナーゲルスマン監督との契約を解除し、後任に今季途中にチェルシーを追われてからはフリーとなっていたトゥヘルを迎えると発表した。それからほどなくして、今度はチェルシーがグレアム・ポッター監督を解任。こちらは当面の間、コーチのブルーノ・サルトールが暫定的に指揮を執る。

 ポッターの後任にはナーゲルスマンが候補として挙がっており、玉突き人事が注目を集めるなか、トゥヘルがこの話題に言及。「自身の前任者にチェルシー行きを勧めるか」と問われると、「クラブが変わってしまったので、ナーゲルスマンにアドバイスはできなかった」と、棘のある回答を寄せた。
 
「(ポッターの解任は)昨日の夜遅くに知ったよ。私の就任と重なったので、酷いタイミングだ。チェルシーと距離を置くのにはしばらく時間がかかったよ。あそこで働くのは本当に楽しかったし、生涯の友人も作れた。でもクラブが大きく変わり、距離を置くことが容易になったので、大きな感情を引き起こしたりはしなかった」

 チェルシーの監督候補には、ナーゲルスマンのほかに、ルイス・エンリケ、マウリシオ・ポチェティーノ、ルベン・アモリムらの名が挙がっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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