躍動していた日本代表MFの交代に、現地紙も疑問を投げかけた。

　久保建英が所属するレアル・ソシエダは、現地４月２日に開催されたラ・リーガ第27節でビジャレアルとアウェーで対戦。０－２で手痛い黒星を喫した。

　２トップの一角で先発した久保は、敵GKペペ・レイナの好守とクロスバーに阻まれたものの、５分と53分に惜しいシュートを放てば、59分には右サイドから切れ込んで絶妙のパスを供給。しかし、これもミケル・メリーノがシュートを枠に収められなかった。

　ダビド・シルバと共に攻撃を牽引した14番は、しかし71分に交代。するとソシエダは完全に攻撃が停滞し、逆に２失点。交代策が裏目に出た。

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　スペイン全国紙のASは「クボとシルバだけでは十分ではない」と題した寸評記事で、久保についてこう綴っている。

「驚異的だ。ソシエダで最高。イマノル（・アルグアシル監督）が彼を交代させたのは理解できない。ビジャレアルのディフェンスを混乱させ、クロスバーにボールをぶつけるなど、２つの非常に明確なチャンスを生み出した」

　日本代表帰りだったため、疲労が考慮されたのかもしれないが、贔屓目抜きで不可解な交代だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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