「もうチームじゃない」「無様、失望」10敗目のインテルにサポーターが激怒!とくに批判された選手は?「カネを返せ」

2023年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「4月は大惨事になるだろう」

フィオレンティーナに敗れ、3連敗となったインテル。(C)Getty Images

 スーペルコッパ・イタリアーナというタイトルは獲得した。チャンピオンズリーグ(CL)ではベスト8、コッパ・イタリアではベスト4まで駒を進めている。だが、セリエAでの不振に、インテルのサポーターは激怒しているようだ。

 シモーネ・インザーギ監督率いるインテルは4月1日、セリエA第28節でフィオレンティーナに0-1とホームで敗れた。今季リーグ戦10敗目となる黒星だ。3連敗を喫したインテルは4位に転落。2日の試合で勝利したミランに抜かれ、ローマにもポイントで並ばれている。

 ナポリの独走でスクデット(セリエA)は非現実的だが、そのほかの大会では戴冠の可能性を残している。だが、来季のCL出場に黄信号が灯っているのも確か。何より、上位7チームで唯一の二桁黒星は、王座奪還を目指して開幕を迎えた強豪にふさわしい数字ではない。
 
 サポーターの怒りは頂点に達しているようだ。『Gazzetta dello Sport』紙によると、SNSでは以下のようにチームやインザーギ監督、フィオレンティーナ戦でも決定機を外すなど期待外れのシーズンとなっているロメル・ルカクに対する批判の声が相次いだ。

「もうチームじゃない」
「完全な退化。無様。失望」
「ずっとインザーギを擁護してきたけど、こうなると解任は避けられない」
「試合の始まりが悪いと、チームはぼろぼろになる。指揮する者がいない」
「(ルカクに対して)謝罪しながら今季インテルが与えたカネをすべて返すべきだ」
「(今のルカクは)アントニオ・コンテ時代に称賛された彼とは遠い親戚ですらない」
「コンテのグループの魔法は終わった。選手たちはあきらめ、もう誰も信じていない」
「このチームは終わり。ガッツや能力(あるいはビハインドをはね返す意欲)がない。言葉がない」
「繰り返すがインザーギのプロジェクトは終わりだ。いつも同じミス。あきらめなければいけない。おまけにクラブは存在感がない。結論、4月は大惨事になるだろう」

『Gazzetta dello Sport』紙は、欧州最高峰の舞台で決勝までたどり着かない限り、インザーギは今季限りで契約を1年残して退任になる見込みと報道。4日のユベントスとのコッパ・イタリア準決勝第1レグからの3試合次第では、早期解任もあり得ると伝えている。

インテルとインザーギは、この事態を好転させ、ファンの信頼を取り戻すことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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