リオネル・メッシへのブーイングに対し、元フランス代表のティエリ・アンリ氏が批判しているようだ。スペインメディア『Football ESPANA』が伝えている。

　2021年の夏にバルセロナから加入したメッシは、パリ・サンジェルマンとの２年契約が2023年夏に満了とされている。すでに、契約更新に向けた交渉が行なわれているというが、古巣バルサへの復帰もささやかれている。

　記事によると、メッシのバルサ復帰の噂はパリSGファンの不満に繋がったようで、現地時間４月２日に開催されたリーグ・アン第29節のリヨン戦（０－１）のメンバ―発表の際に、メッシの名前が読み上げられると、一部のパリSGファンからブーイングと口笛が聞こえていたという。
 

　するとこれに対し、試合の解説を務めたアンリ氏が反応。バルサ時代のチームメイトは「パルク・デ・プランス（パリSGの本拠地）からブーイングが聞こえてくるのは恥ずかしいことだ。彼は今季13ゴール・13アシストを記録している、チーム最高の選手の一人であるメッシに口笛を吹いてはいけない」と批判した。

　さらに注目される去就については「個人的には、彼がバルセロナで、ヨーロッパでキャリアを終えるのを見たい。サッカーを愛するなら、彼はバルセロナに戻るべきだ」と見解を示した。

　果たしてメッシはどのような決断を下すのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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