「ベンチに置くには惜しい」初先発の岩田智輝、地元メディアから称賛相次ぐ!「JリーグMVPに選ばれた理由をうかがわせた」

2023年04月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームの真の財産になれる」

インサイドハーフで先発し、上々のプレーを見せた岩田。(C)Getty Images

 初めての先発出場で好印象を残したのは大きい。

 セルティックの岩田智輝は4月2日、スコティッシュ・プレミアシップ第30節のロス・カウンティ戦で、移籍初めて先発出場した。チームは2-0で勝利し、岩田はスタメンデビューを白星で飾っている。

 1月に横浜F・マリノスからセルティックに加入した岩田は、国内カップ戦でデビューを果たすと、2月に入ってリーグ戦にも出場。だが、これまでは終盤からの途中出場のみにとどまっていた。

 公式戦7試合に途中出場して迎えたこの日の試合は、前節で負傷した旗手怜央が不在。そこでアンジェ・ポステコグルー監督が古橋亨梧や前田大然とともに先発で起用したのだ。

 英紙『Independent』は「セルティックの中盤で冷静かつ品格あるプレーを披露し、Jリーグ年間最優秀選手に選ばれた理由をうかがわせた」と、前評判にたがわぬ力を示したと報じている。
 
 また、セルティック専門サイト『THE CELTIC BHOYS』は、「明るい材料のひとつが、トモキ・イワタの初先発だ。中盤で確実な様子を見せ、堅実なパフォーマンスを披露した」と称賛した。

「1月の加入からここまでは、ベンチスタートからの途中出場にとどまっていた。だが、与えられた時間がどれだけでも、彼はそこで印象を残してきた。まったくもって確実で、技術的に優れており、今後このチームの真の財産になれる選手のようだ」

 同メディアは「初先発を果たし、イワタはすでに中盤で信頼できる選手になれることを示した」と続けている。

「このエリアには選手がたくさんいるが、日本のMFも頻繁にベンチに置くのは惜しいかもしれない。今後、彼をもっと見ることができるのを願おう」

昨季の旗手や前田のように、1月の加入直後からチームの絶対的な存在になってはいない。だが、指揮官は徐々に溶け込ませていく考えだと話している。ポジション争いが激しいセルティックの中盤で、岩田は序列を上げていくことができるか。今後に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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