鎌田大地のアイントラハト・フランクフルト退団が、決定機となった。

　移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者が４月３日にツイッターを更新。現地メディアの情報を交え、こう伝えたのだ。

「ダイチ・カマダがフランクフルトをフリーで去る事実が、スポーツディレクターのマルクス・クレーシェの発言から確認された。彼は『ZDF』に『カマダはおそらく我々から離れるだろう』と語ったのである。ドルトムントはフリーで獲得するために交渉しているが、まだ契約成立を待っている」

　ビッククラブが熱視線を送る26歳の日本代表MFを巡っては、３月31日にドイツメディア『SPORT1』が「決定！スターがアイントラハトを去る」と題した記事で、以下のように報じていた。
【動画】「うますぎやろ」「天才か」とファン驚愕！エリア外から右足ダイレクトで決めた鎌田の衝撃ゴラッソ

「カマダとフランクフルトは、夏に別々の道を歩む。クラブは延長オファーを引き下げた。日本人選手の契約は今シーズン末で切れるので、間違いなく名門を去るだろう。スポーツディレクターのマルクス・クレーシェは、最後の最後まで戦ったものの、交渉には動きがなかった。選手側は早くから別の道を歩みたいと意思表示していた」

　今回、クレーシェSD本人から具体的な発言が飛び出したことで、退団はほぼ確実となった。今後は新天地がますます注目を集めることとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表のコロンビア戦出場17選手＆監督の採点・寸評。ボランチで先発した鎌田の評価は…

【PHOTO】現地カタールで日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介！