現地時間４月２日に開催されたリーグ・アンの第29節で、伊東純也が所属するスタッド・ドゥ・ランスはアウェーでナントと対戦。日本代表帰りの伊東は右サイドハーフで先発出場を果たした。

　S・ランスは10分、右サイドを抜け出した伊東がゴール前まで持ち上がり、クロスを狙ったが、相手DFにブロックされた。

　15分にはFKのピンチを迎えると、ブラスのキックからサイモンに頭で合わされるも、GKディウフがセーブ。こぼれ球に反応したパロワにもシュートを浴びたが、再びS・ランスの守護神が好守で凌いだ。

　アウェーチームは37分、右サイドでボールを受けた伊東がダイレクトでゴール前にクロスを供給したが、味方には合わず。

　それでも、その直後にアブデルハミドの突破から最後はフリプスが決めて先制点を奪う。さらに１分後にも、カウンターからフリプスがネットを揺らして追加点を挙げた。このまま前半を２点リードで終える。
 

　後半に入り55分、敵陣中央でパスをもらった伊東がミドルシュートを狙ったが、GKラフォンの正面でキャッチされる。

　58分には、フリプスの折り返しをバロガンがシュート。クロスバーに阻まれるも、跳ね返ったボールをムネチが押し込み、リードを３点に広げる。

　78分に伊東が途中交代となったS・ランスは、その後も反撃に出るナントの攻撃を封じ、ゴールを許さない。

　そして、試合はこのまま３－０で終了。S・ランスは２試合ぶりの白星を飾った。次節は９日にホームでブレストと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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