「誰かがアクションを起こさないと」内田篤人が森保ジャパンの“新戦術”に物申す!「解決策が分かっていればいいけど…」

2023年04月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どうしよう?というシーンが多かった」

ウルグアイ戦で解説を務めた内田氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 3月シリーズを1分け1敗(ウルグアイに1-1、コロンビアに1―2)で終えた森保ジャパンで話題となったのが、ビルドアップ時の新たな取り組みだ。

 4-2-3-1のダブルボランチのひとりが両CBの間に落ちて最終ラインを3枚にし、両SBは内側に絞ってもう一枚のボランチの脇に位置して、両サイドハーフは目いっぱい開いて幅をとる――。ポゼッションを高めるために導入した新戦術だ。

 ウルグアイ戦をTV解説も務めた元日本代表の内田篤人氏は、MCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、この戦術について意見した(収録はコロンビア戦の前)。

 内田氏は、自身と同じ右SBで、ゲスト出演した酒井宏樹(浦和レッズ)に「(内側に)行くじゃん。その後困らない?」と質問。酒井が「(前のスペースへ)抜けちゃいます」と回答すると、こう主張した。

「こうやって解決策が分かっていればいいけど、この前の試合(ウルグアイ戦)は(内側に)行って、抜けもしないし、ボランチとかぶるし、どうしよう?というシーンが多かったと思う」

【PHOTO】最強コンビで日本代表戦中継を盛り上げた影山優佳&内田篤人
 名SBだった35歳は「上で見てても、抜けちゃえばいいのにと。誰かがアクションを起こさないと、周りが付いて来られない」と指摘している。

 戦術に固執するあまり、「次の動き」がなかったと感じたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表のコロンビア戦出場17選手&監督の採点・寸評。先制弾の三笘の評価は…

【PHOTO】国立競技場に集結した日本代表サポーターを特集!

次ページ【動画】元川崎ホットラインが炸裂!三笘が決めた打点の高いヘッド弾

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事