「大活躍、止めようがない」闘莉王がコロンビア戦の森保J戦士を採点! “7点”の三笘とともに高評価したアタッカーは?「左でも機能する」

2023年03月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

伊東を「キレキレ」と称賛

闘莉王氏が三笘(写真)のヘディング弾と周囲のサポートを称えた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。キリンチャレンジカップでコロンビア代表に1-2で敗れた日本代表の、"海外組"のアタッカーについて語った。

 コロンビア戦の出場メンバーを10点満点方式で採点した闘莉王氏。左サイドハーフで先発出場して、先制点を挙げた三笘薫を「7点」と絶賛する。

 同サイドの左サイドバックにバングーナガンデ佳史扶が入ったため、「いろんなオプションができる」と解説。"サポート"のおかげで、三笘はサイドに加えて中でもプレーできていてたと強調した。

「周りの人たちが、できるだけ三笘をサポートすれば、必ずいろんなことが起きる。日本代表にとって、いろんな引き出しが出てくる」

 3分に決めたヘディング弾を、「素晴らしかった」と称える。高さや身体の屈強さで不利でも、「背筋をカッとひねって。あの弾道のゴール、(ボールを)下に持って行く強さ」に注目した。

「ドリブルだけじゃない。ちゃんと点も取っているところが素晴らしい」と述べ、「『10番』は三笘」と、3月シリーズでは"空き番号"だったエースナンバーを推した。
 
 また、右サイドハーフで先発出場して、後半の途中から左サイドハーフに回った伊東純也も、「6.5点」と高評価。「キレキレ」「大活躍、特に前半は止めようがない」「良い形で(ボールが)渡るとクロスまでは行ける」と称賛。さらに、途中から回った左サイドハーフでのプレーにも、「左でも機能する」とお墨付きを与えた。

 一方、いずれも途中出場だった上田綺世と堂安律、久保建英には、厳しい評価を下した。

 後半開始から1トップに入った上田は、「4.5点」。「ヘディングが良かった」としながら、得点を取れなかった点が「凄い選手と、そこそこの選手の違い」と主張。「ポストプレーも物足りなさがある。(相手DFの)裏ばかり考えている」と指摘する。

 54分から右サイドハーフで出場した堂安も、同じく「4.5点」。「厳しい。ドリブルが効かない」と厳しく評価する。「1人じゃ打開できないと、自分で分からないといけない」と提案。「シュートは良いものを持っている」と認めつつ、「周りを上手く使う」と改善策を提示した。

 59分にトップ下の西村拓真に代わって入った久保は「3.5点」。もっとも、パフォーマンス自体の評価よりも、「体調不良」「いつも通りの感じじゃない」として、「もっとレベルの高いプレーを見せてくれるはず」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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