日本代表の森保一監督が、３月シリーズにセルティックで躍動する古橋亨梧と旗手怜央を招集しなかった一件は、落選理由を説明するなかで「リーグのレベル」に言及したため、スコットランドでは小さくない議論となった。

　そんななか、今冬にセルティックに加入した韓国代表FWオ・ヒョンギュは、母国メディアからこの森保監督の発言について意見を求められると、こう反論した。スコットランドを拠点とする英国紙『Daily Record』が伝えている。

「スコティッシュ・プレミアシップのディフェンダーは、優れたフィジカルと強さを備えている。そんな選手たちと競い合いながら、僕もより強くなっている」
 

　21歳のストライカーは「セルティックを除くすべてのチームは、１回はセルティックを止めようと試合に臨む。彼らは他のチームと対戦する時よりも、僕たちと対戦する時の方が120パーセントの力を発揮するんだ」と主張。セルティックとレンジャーズの力が飛び抜た印象のスコットランドリーグだが、簡単ではないとの見解を示した。

「そのようなチームを倒すために、僕たちもより万全の準備をして、（課題を）克服する。その過程で、僕も成長しているんだ」

　スコットランドのレベルは決して低くなし、セルティックだから簡単に点を取れるわけでもない――。オ・ヒョンギュはそう考えているようだ

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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