オーストリア３部に所属するSVオーストリア・ザルツブルクのU-７チームの試合で、衝撃の光景が見られた。英メディア『THE Sun』が伝えた。

　USVランプレヒトハウゼンとの一戦で、スタンドには1300人のウルトラスが終結。ゴール裏では発煙筒が焚かれ、太鼓の音とともに盛大なチャントで盛り上げる。

　同メディアは「ウルトラスは、ピッチに最も近いスタンドを埋め尽くして素晴らしい雰囲気を作り出した。どのファンからも悪い振る舞いはなく、子どもたちは大勢の観客の前で良いプレーを見せた」と報じる。
【動画】ゴール裏で発煙筒！ 1300人の熱烈サポが下部組織の子どもたちを盛大なチャントで後押しする衝撃映像

　記事はサシャ・ガストゥーバ監督のコメントも紹介。指揮官は同職に就いてから「フーリガンがクラブでどのように振る舞うのか、そして"普通の"ファンがいるのか、見知らぬ人から繰り返し尋ねられてきた」という。

　その回答は明確で、「笑顔で、そして誇りを持って答えよう。オーストリアは家庭的なクラブだ。我々が行なうすべてのことの中心に子どもたちを置いている」とのことだ。

　トップチームさながらの環境のなかで、熱烈な声援を受け、伸び伸びとプレーする子どもたちは将来、どんなプレーヤーに育っていくのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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