【移籍マーケット最新事情】今冬にもJ1移籍? ステップアップを狙うJ2有望株10選

2015年12月04日 サッカーダイジェスト編集部

京都の駒井は浦和、群馬の江坂は大宮行きが決定的。

駒井善成(京都/MF)
生年月日:1992年6月6日(23歳)
身長・体重:168㌢・64㌔
今季リーグ成績:35試合・3得点

 J2での下積みを経て、J1へと飛躍し、そして日本代表へ――。そんなステップアップを遂げる選手はいるのか。来季の昇格が決定している大宮と磐田、そしてプレーオフ決勝に進出した福岡とC大阪を除く18クラブから、今季のJ2で輝いた選りすぐりの10人をピックアップした。

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●駒井善成(京都/MF
鋭い突破と万能性が魅力のアタッカーは、浦和行きが決定的
鋭い突破が光るアタッカーで、得意のドリブルに加え、パスセンスにも磨きがかかった。今季は主戦場のサイドハーフだけでなくボランチでも好パフォーマンスを見せるなど、ユーティリティ性も証明。浦和が正式オファーを出しており、駒井本人も京都に移籍の意向を伝えたと言う。


●江坂 任(群馬/MF
「華麗なる革命児」は、大宮移籍で合意とも
流経大卒の新人ながら攻撃を牽引し、13ゴールを記録。「華麗なる革命児」の異名どおり、群馬の前線を劇的に活性化させた。両足から繰り出す高精度のキックを最大の武器とする才能豊かなアタッカーは、今季のJ2を制した大宮に移籍する見込み。来季はJ1でふた桁ゴールを目指す。


●高橋祐治(讃岐/DF
リオ世代の上昇銘柄は、三拍子揃った万能型DF
高さ、スピード、フィジカルと三拍子揃ったDFは、京都へのレンタルバックが基本線。とはいえ、本職のCBに加え、SBもこなすユーティリティは、1年8か月ぶりにU-22日本代表の候補合宿に招集され、注目度が一気に上昇した。守備に問題を抱えるJ1クラブが食指を伸ばす可能性は、十分にあるだろう。

次ページ俊英レフティが目指すのは、先輩の米倉越えだ。

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