［キリンチャレンジカップ］日本１－２コロンビア／３月28日／ヨドコウ桜スタジアム
 
「これが今の実力です」
 
　１－２で敗れたキリンチャレンジカップのコロンビア戦、トップ下で先発して59分まで出場した日本代表の西村拓真は、自身のプレーに悔しさを滲ませた。
 
　４日前のウルグアイ戦で同点弾を叩き込み、コロンビア戦では２試合連続ゴールが期待された。そして40分、右サイドの伊東純也からのクロスをペナルティアーク付近でワントラップし、左足を振り抜く。最大のチャンスだったが、シュートは枠を外れた。
 

「個人の打開力、強さ、いろんなところを含めてレベルアップが必要です」
 
　ウルグアイ戦でゴールを決めても、「まだまだ足りない」と口にするほど向上心の強い西村は、今回の３月シリーズで南米の２か国と対戦し、さらに成長していくための課題を痛感した。だが同時に、「ほんとにポジティブな良い試合でした」「自分に可能性を感じます」とも語り、得た収穫も大きかったようだ。
 
　次のＡ代表戦は６月のキリンチャレンジカップとなる。「一日一日を大事にして、日本の力になれるよう絶対にレベルアップして、凄い選手になってみせます」と意気込む西村。この経験を活かして横浜Ｆ・マリノスでどんなプレーを見せてくれるか、今後に期待だ。
 
構成●サッカーダイジェスト編集部
 
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