話題のメモの中身は? 森保監督が試合後の会見で明かす【日本代表】

2023年03月28日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

ダイヤモンド型の4-4-2はトレーニングでやっていない形

試合後、メモの中身を明かした森保監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

[キリンチャレンジカップ]日本 1−2 コロンビア/3月28日/ヨドコウ桜スタジアム

 日本が1−2とリードされた試合終盤の78分、守田に代わってピッチに入った浅野が何やらメモを遠藤に渡すシーンがあった。遠藤はそのメモの中身を何人かの選手と共有したあと、自身のソックスの中に入れたのである。

 果たして、気になるメモの内容は?

 これについて試合後の会見で訊かれた森保監督はこう明かしている。

「あのメモは(中盤の)ダイヤモンドの形を選手たちに把握してもらうためのものでした」
 
 さらに、森保監督はそのダイヤモンド型のシステムにも言及。

「トレーニングでやっていない形です。ただ、負けている状況の中で前線からプレッシャーをかけないということで、相手のCB2枚とアンカーのところを枚数合わせをしてプレッシャーをかけようとしました。相手の攻撃に対し、高い位置からプレッシャーをかける、攻撃の局面ではトップ下の久保に起点になってもらう、そのあたりを考えていました」

 即興でのチャレンジは結果に結び付かなかった。とはいえ、森保監督は「この試合で勝利を目指すと同時に未来を見据えないといけないと思っていました」とコメント。続けて「チーム全体の選手層を厚くすること、戦いの選択肢を増やすことは絶対に必要で、選手起用に関して反省する部分はありましたが、未来を見据えての部分で後悔はない」と断言するなど、トライの重要性を強調していた。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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