圧巻のスルーパスで観客を魅了した。

　ヴィッセル神戸は３月26日、ルヴァンカップのグループステージ第２節で横浜FCに１－０の勝利。決勝点の起点となったアンドレス・イニエスタの"極上スルーパス"が脚光を浴びている。

　シーズン開幕前に負傷し、また、妻の出産に立ち会うためスペインに一時帰国していた影響で、チームへの合流が遅れていたイニエスタは、この試合の76分からピッチに立ち、今季初出場。そして、85分に妙技を披露した。

　自陣中央の左サイドでボールを受けると、前線で動き出した汰木康也に絶妙なロングスルーパスを供給。これが足もとにピタリと収まり、汰木がペナルティエリア左にドリブルで進入して折り返す。最後はゴール前へフリーで走り込んでいた大迫勇也が右足で丁寧に合わせて、決勝点を挙げた。
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　Jリーグが27日に公式ツイッターで、「イニエスタ選手のスルーパスにも注目」と題して得点シーンを公開すると、元スペイン代表MFが復帰戦で魅せた見事なパスにファンも反応。「イニエスタのパス、どんピシャ！」「完璧すぎる。これこそ美しい」「相変わらずうめえなぁ」「イニエスタのパスの軌道、ボールの回転が極上過ぎて鳥肌もの」といった絶賛の声が上がった。

　現在、リーグ戦で首位の神戸は、４月１日に第６節で京都サンガF.C.と対戦。イニエスタの今シーズン初先発はあるか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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