「ちゃんと指示を出すべき」闘莉王が森保監督のバルベルデ対策に不満!「必ず改善してほしい」と課題に挙げたのは?

2023年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

セットプレーは「全く得点の匂いがしない」

闘莉王氏にレベルアップを要求された森保監督。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。親善試合でウルグアイ代表と1-1で引き分けた日本代表の森保一監督について語った。

 闘莉王氏はまず、「どんどんレベルアップしなきゃいけない。続投したわけで、自分に厳しくやっていかないといけない。森保監督は自分自身に厳しい人」と語ったうえで、森保監督を「3.5点」と採点した。

 試合後に指揮官自身が課題に挙げたビルドアップについては、両サイドバックがボールを保持した際に、パスの出しどころが分かりにくいのが難点だと分析した。

 また、相手のキーマン、フェデリコ・バルベルデへのマークの甘さを指摘。ウルグアイが良い攻撃をした時には絡んでいたと分析し、ボールを持った際に潰すか、その前にパスコースを遮断しておけば、「ウルグアイは全然、攻撃が機能しないはず」と主張する。
 
「1人だけ違う。違う選手がいると、森保監督も違ったことをしないといけない」として、指揮官に「レベルアップをしないといけない」と要求した。試合前に注意事項を伝えたはずだと推測したうえで、「具体的にどうするか。細かく、ちゃんと指示を出すべき」と、対策に不満を示した。

 28日に予定されているコロンビア戦でも、同様にキーパーソンへのマークを徹底すべきだと主張。森保監督に、こう求めた。

「近くに行く。必ず行く。頭を上げさせない。潰しに行く。ファウルでもいい。厳しめに行こうと、必ず指示を出すこと、それは監督の責任」

 さらに、「改善してほしい」と課題に挙げたのが、セットプレーだ。「いまだに全く得点の匂いがしない」と嘆き、現役時代にFKの名手だった名波浩コーチの指導で「自信を持たせる。雰囲気をまず作る」と提案。「きちんと改善しないと、(W杯)ベスト16の突破はない」と断言した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】闘莉王がウルグアイ戦の森保監督に「3.5点」をつけたワケ。名波浩コーチに求めるのは…

【PHOTO】日本代表のウルグアイ戦出場17選手&監督の採点・寸評。MOMは途中出場で流れを変えた…

【PHOTO】国立競技場に集結した日本代表サポーターを特集!

【PHOTO】最強コンビで中継を盛り上げた影山優佳&内田篤人!

次ページ【動画】闘莉王がウルグアイ戦の森保監督に「3.5点」をつけたワケ。名波浩コーチに求めるのは…

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事