闘莉王がウルグアイ戦の森保ジャパンDFを採点!「3点」と激辛評価の伊藤洋輝に対する“注文”は?「ちゃんと勉強しないといけない」

2023年03月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「前を向いてトラップするのが大事」

闘莉王氏が森保JのDF陣を採点。伊藤は厳しく評価された。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。3月24日にウルグアイ代表と1-1で引き分けた日本代表のDF陣に対する採点を公開した。

 まず、右サイドバックでプレーした菅原由勢には「4.5点」をつけた。「無難にちゃんとこなした守備の部分は非常に良かった」と評価。20分に浅野拓磨の決定機を演出したスルーパスについては、浅野が決められなかっただけに、「ちょっと持っていない。ついていない」と残念がった。

 課題はスライディングの多さで、「必要ない時にスライディングをしているので。その癖を早く直してほしい」と要望した。

 また、センターバックに入った瀬古歩夢については「退場です」と断言。イエローカードと判定されてもおかしくないプレーが2回あったと指摘。「すごく気持ちのある選手」としつつ、「熱さが前に出過ぎると、空回りしちゃう」ことを懸念。それだけにカードが出なかったのは「本当にラッキー」と振り返った。

 採点は「4点」。プレー自体は良くて、相手FWを封じたと評価しながら「タックルには気をつけてほしい」と語る。
 
 瀬古とセンターバックでコンビを組んだ板倉滉は、森保ジャパンの常連である吉田麻也と冨安健洋が不在のなかで、「よく安定して、ラインをさばいてくれた」と認める。

 ビルドアップでは「ちょっと引っかかっていた」と改善の余地があると言いつつ、「よくやってくれた。相手にそんなにチャンスを与えなかった」として、「4.5点」をつけた。

 一方、左サイドバックで先発した伊藤洋輝には「3点」と厳しい評価を下した。「ポジショニングが悪い。ビルドアップ悪い。攻撃的なセンス悪い。守備も悪い。今日ダメ。全然良くなかった」とバッサリ。ビルドアップが上手くいかない理由に、トラップ後に注目して、こう指摘する。

「必ず前を向いてトラップするのが大事。横にトラップしている。そうしたら、すぐ(相手の)プレッシャーが来る。そういうところも、ちゃんと勉強しないといけない」

「細かいところかもしれない」としつつ、森保ジャパンの名波浩、前田遼一の両コーチの指導を受けて、修正すべきと主張。また、所属チームでセンターバックも務めているため、サイドバックとどちらで勝負したいかを決めて、森保一監督に意思表示すべきだと提案した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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