「勝てる試合を逃がした」雨の国立で森保ジャパンと引き分けたウルグアイ代表を母国メディアが論評!「代償を払わされた」

2023年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「先制点で形勢を逆転したが後半は…」

圧巻のパフォーマンスを披露したバルベルデ(15番)。前半38分には日本のゴールをこじ開けた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 金曜日ナイターに国立競技場で行なわれた親善試合で、日本代表はカタール・ワールドカップ後で初となるゲームでウルグアイと対戦。試合は先制されるも後半に盛り返し、西村拓真のゴールで追いつき、1―1のドローで決着を見た。

 この一戦を興味深くレポートしたのが、ウルグアイの地元メディア『El Pais』だ。「ワールドカップで活躍したベンタンクールやカバーニ、ゴディン、ヌニェスら7人の主軸が不在だ。それでも再スタートとして選手たちの闘志は熱く、重要なテストとなるゲームだ」と位置づけ、次のように速報でレポートした。

「前半30分過ぎまで、ワールドカップの時よりもバルベルデはFWに近いポジションでプレーしたが、日本の守備網に囲まれて本来のプレーを発揮できなかった。日本に効果的なカウンターを許してピンチを迎えたがなんとか凌ぎ切る。苦しい時間帯が続いたが、ウルグアイは一瞬の隙を突いて先制に成功。バルベルデがみずから放った強力なシュートのこぼれたところを頭で押し込んだ。これで形勢は完全に逆転した。
 
 せっかくペースを握ったウルグアイだったが、その流れを追加点には活かせなかった。日本はフレッシュな選手を次々と投入し、両サイドでワイドに仕掛けるようになると、ウルグアイは後退を余儀なくされる。一度は笛が吹かれたPKがVARで取り消されてホッとしたものの、結局は75分に西村のゴールで代償を払わされた。勝てた試合を逃がしてしまった印象が強いが、選手のコンディションを考えれば結果はフェアだと言わざるをえないか」

 日本代表は来週火曜日に大阪でコロンビアと対戦、一方のウルグアイ代表は同日、韓国に遠征して同国代表との親善試合に臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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