ケシエがATに劇的逆転弾!首位バルサが白熱のクラシコを2-1で制す!マドリーとの差は12ポイント、リーガ制覇に大きく前進

2023年03月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

9分にマドリーが先制

劇的な決勝弾を叩き込み、お決まりの敬礼ポーズをするケシエ。(C)Getty Images

 現地時間3月19日、ラ・リーガ第26節の大一番、首位のバルセロナと9ポイント差で2位のレアル・マドリーが激突した"エル・クラシコ"が前者の本拠地カンプ・ノウで行なわれた。

 立ち上がりから攻勢を仕掛けたのはバルサだ。3分に主砲レバンドフスキがミドルシュートを狙えば、6分にもラフィーニャがヘディングシュート。しかし、どちらも敵GKクルトワの好セーブに阻まれる。

 先制したのは押し込まれていたマドリーだった。9分、左サイドからヴィニシウスが送り込んだクロスが、バルサのDFアラウホの頭に当たってゴールに吸い込まれた。

 オウンゴールで先制を許したバルサは、ボールを保持するものの、リトリートしたマドリーの守備を崩せない。しかし45分、波状攻撃から、最後はインサイドハーフで先発したセルジ・ロベルトが強烈なシュートを叩き込み、同点に追いつく。

【動画】ヴィニシウスのクロスが…マドリーの幸運な先制点
 1-1で突入した後半は一進一退のなか、59分にレバンドフスキが振り向き様にシュートを放つも枠を外れる。

 マドリーは62分に二枚替え。クロースとナチョを下げて、ロドリゴとメンディを投入。その直後に前者に決定機が訪れるも、枠を捉えられない。

 その後も攻守が目まぐるしく変わる展開のなか、76分にモドリッチ、カバビンガ、バルベルデに代えてアセンシオ、チュアメニ、ダニ・セバジョスを送り込んだマドリーは、81分にアセンシオがネットを揺らすも、VAR検証の末にオフサイドとなる。

 迎えた後半アディショナルタイム2分、左SBバルデのグラウンダーのクロスを途中出場のケシエがダイレクトシュートでゴールに叩き込み、劇的な決勝弾。バルサが2-1で逆転勝利を収め、宿敵との差を12ポイントに広げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】途中出場のケシエが千金弾!後半AT2分に奪ったバルサの劇的決勝ゴール

【動画】セルジ・ロベルトが右足一閃!波状攻撃から奪ったバルサの同点弾

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