「素晴らしい選手」「最もテクニカル」堂安律のユベントス戦、相手国メディアは高評価!一方で「影響を及ぼせなかった」との指摘も

2023年03月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あらゆることにトライした」

強豪ユベントスに挑んだ堂安。開始早々にチャンスがあったが…。(C)Getty Images

 劣勢からの逆転を目指して奮闘したが、敗退を免れることはできなかった。

 3月16日に行われたヨーロッパリーグのラウンドオブ16第2レグ、フライブルク対ユベントスの一戦は、2-0でアウェーのユーベが勝利。2戦合計3-0でベスト8進出を果たした。

 敵地での第1レグで0-1と敗れていたフライブルクは、その第1レグでベンチスタートだった堂安律を先発で起用。背番号42は逆転突破に向け、ところどころで打開を図ろうとしたが、得点には結びつけられなかった。

 前半終盤にマヌエル・グルデがハンドでPKを献上し、2枚目のイエローカードで退場となったフライブルクは、このPKをドゥシャン・ヴラホビッチに決められて窮地に。後半もネットを揺らせず、終了間際にフェデリコ・キエーザの追加点を許して屈した。堂安は62分にベンチに下がっている。

 イタリア・メディアの堂安に対する評価は様々なようだ。
 
『EUROSPORT』は及第点の6点を上回る6.5点をつけ、「トリデンテで最もテクニカルであり、それは見てのとおりだった」と称賛している。

「ダニーロのブロックを突破するのは厳しかった。できることはやった」

 また、ユベントス専門サイト『Juve Dipendenza』は6点。「あらゆることにトライし、素晴らしい選手であると示したが、ひとりでできることは多くない」と、孤軍奮闘だったと評している。

 一方、『Gazzetta dello Sport』紙は「ワールドカップでのドイツの死刑執行人がドイツチームの突破を助けようと望んだが、影響を及ぼせなかった」と、及第点を下回る5.5点をつけた。

 また、『calciomercato.com』も「しかるべきように影響できなかった」と同じく5.5点。『TUTTOmercatoWEB』も同じ採点で、輝きを見せたのは一部だったとしている。

「最初のゴールチャンスをつくったのは彼だった。素晴らしい試合とする前触れと思われたが、それから炎を上げたのは散発的だった」

 ヨーロッパでの戦いが終わったフライブルクは、19日にブンデスリーガ次節でマインツと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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