「余裕をかました日本が敗退」冨樫ジャパンの準決勝敗北を韓国メディアがバッサリ!「油断した代償は大きかった」【U-20代表】

2023年03月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スタメンからして差が大きかった」

PK戦の末にイラクに敗れた日本代表。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

 ウズベキスタンで開催中のU-20アジアカップで、U-20日本代表は3月15日、準決勝でU-20イラク代表と対戦。2-2で突入したPK戦で3-5と敗れ、2大会ぶりの優勝の夢が潰えた。

 すでにベスト4以上に与えられるU-20ワールドカップの出場権を得ている日本は、主将のMF松木玖生やここまで4ゴールのFW熊田直紀らがベンチスタートになるなか、12分にセットプレーから失点。先制を許す。

 後半開始から松木、熊田、永長鷹虎を投入すると、83分に永長が左足のゴラッソでネットを揺らし、同点ゴール。1-1で突入した延長戦では103分に失点するも、118分に熊田がヘディングシュートを叩き込み、再び振り出しに戻す。しかしPK戦で2人目の佐野航大が外し、5人全員が成功させたイラクに屈した。

【動画】DFをかわしてコントロールショット!永長がイラク戦で決めたゴラッソをチェック
 
 この日本の敗退に韓国メディアも注目。『OSEN』は「余裕をかました日本が、PK戦の末にU-20アジアカップから敗退」と題した記事を掲載。次のように伝えている。

「試合前の両チームのスターティングメンバーからして差が大きかった。イラクは主戦級のメンバーが全員出場したが、日本は攻撃の核である松木と熊田が共にベンチで待機した。さらに、主力GKの木村凌也までスタメンから外れた。油断した代償は大きかった。12分でイラクが先手を取った。コーナーキックからアリ・ジャシムが絶妙なヘッドで押し込み、先制ゴールを挙げた」

 記事は、「その後もイラクが試合の主導権を握った。日本はゴールの中に入りそうだボールを蹴り出した決定的な守備と、イラクのシュートがポストに当たる幸運がなかったら、追加点を奪われていただろう」と試合を振り返っている。

 ただ、韓国もこの後に行なわれた試合で、開催国ウズベキスタンに0-0で突入したPKの末に敗北。同じく決勝に進めなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

AFC U20 アジアカップ ウズベキスタン 2023
決勝戦
2023年3月18日(土)23時キックオフ
DAZN独占配信

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