「理解できない」“韓国のメッシ”がKリーグのU-22出場規定を公然と批判!「どの国にこんなルールがあるんだ?」

2023年03月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「リーグの水準が落ちたという批判も出ている」

イ・スンウの投稿が反響を呼んでいる。(C)Getty Images

"韓国のメッシ"が自国リーグの規定に物申した。

 韓国メディア『ヨンハップニュース』によれば、水原FCに所属する MFイ・スンウが自身のツイッターで、スペイン語でこう投稿し、物議を醸しているという。

「韓国にあるU-22規定が理解できない。22歳以下の選手を2人義務的にプレーさせるなければならない。なぜ『35歳以上規定』はないのか? 世界のどの国にこんな規定があるのか」

 現在24歳のイ・スンウは、久保建英と同じくバルセロナのカンテラ(下部組織)に在籍していたため、スペイン語が堪能。当時は"韓国のメッシ"と持て囃されるなど将来を嘱望されたが、バルサ退団後も欧州では結果を残せず、昨シーズンから水原FCでプレーしている。
 
 記事によれば、Kリーグには「若手にプレーする機会を与える」趣旨でこの規定があり、メンバーリストに22歳以下の選手をスタメンで最低1人、(スタメン2人以上いない場合は)ベンチにも最低1人を入れなければならない。このル―ルを守らなくても試合はできるが、U-22の選手を1人しか起用しないと、5人の交代枠が3人に減り、1人も起用しないと2人枠になってしまうという。

 同メディアは「サッカー界ではこの規定に対して賛否両論がずっとある。有望株の成長を助けるという良い面がある反面、チーム内で最高の実力がないにもかかわらず、若いという理由だけでU-22の選手がピッチに立ち、リーグの水準が落ちたという批判も出ている」と綴っている。

 少年時代からスペインで厳しい競争を続けてきたイ・スンウからして見ると、生ぬるいルールに感じているのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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