高打点ヘッド&縦突破→鋭いクロス!キレキレ三笘薫が全得点演出も…8位ブライトンは17位リーズと2-2の痛恨ドロー

2023年03月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

ニ度のリードを守り切れず

ヘッドで鮮やかにマク・アリステル(左下)の先制点をアシストした三笘。(C)Getty Images

 現地時間3月11日に開催されたプレミアリーグの第27節で、8位のブライトンは、残留ラインぎりぎりの17位に沈むリーズと敵地で対戦。公式戦13試合連続で先発した三笘薫は、いつも通り左サイドハーフに入った。

 立ち上がりから押し気味に進めたブライトンは、33分に先制点を挙げる。グロスのクロスにファーで反応した三笘が打点の高いヘッドで折り返すと、中央で待ち構えていたマク・アリステルがフリーで押し込んだ。

 好調を維持する日本代表アタッカーは、決勝点を完璧にお膳立てしたFAカップのストーク戦(1-0)、今シーズン8点目をマークした前節のウェストハム戦(4-0)に続き、3試合連続での得点関与となった。

 ただ、リードは長続きせず。41分にショートカウンターからバムフォードに強烈なシュートを叩き込まれる。

 その直後の43分には、完璧なタイミングで抜け出した三笘が、ペナルティエリア左からマク・アリステルへ丁寧なラストパス。決定機となるも、カタール・ワールドカップ制覇にも貢献したアルゼンチン代表MFは枠を捉えきれず。悔しさを露わにし、ピッチを叩いた。
 
 1-1で折り返すと、61分に縦に突破した三笘の鋭いクロスからゴール前で混戦となり、最後は相手MFハリソンがオウンゴール。再び背番号22の演出で得点が生まれ、勝ち越しに成功する。

 アウェーチームはその後も三笘が起点となり、何度かチャンスを作るが、いずれもモノにできない。

 リードを広げられずにいると、78分にショートコーナーからハリソンに痛恨の被弾。またも同点に追いつかれる。

 必死に勝ち越しを目ざすなか、85分には三笘が勢いに乗ったドリブルで一気に敵陣深くまで持ち運ぶが、惜しくもラストパスは繋がらない。

 白熱の一戦は結局2-2でタイムアップ。ブライトンは欧州カップ戦の出場権獲得へ、残留を争うリーズ相手に手痛い取りこぼしとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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