「蹴り直しなんてジョークだ」19歳ベリンガム、CL敗退に繋がる判定に不満露わ「あんなにゆっくりした助走で蹴れば…」

2023年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官は多くを語らず

ベリンガムは決定機を迎えるも仕留められず。苦い母国凱旋となった。(C)SOCCER DIGEST

 現地時間3月7日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の第2レグで、ドルトムントは、チェルシーと敵地で対戦。1-0で制した第1レグから連勝といきたいところだったが、0-2で逆転され、2戦合計1-2で敗退となった。

 決定機を逃し、個人的にもかなり悔しい結果となったジュード・ベリンガムは試合後に、両軍の明暗を分けたPKに言及した。チェルシーのカイ・ハベルツが右ポストに当てて失敗するも、キックより先にドルトムントの選手がペナルティエリア内に入っていたとして、やり直しになった結果、再びキッカーを務めたドイツ代表FWが勝ち越し点を奪った場面だ。

 英公共放送『BBC』によれば、19歳のイングランド代表MFは不満を露わにし、「蹴り直しなんてジョークだ」と口にしている。

「あんなにゆっくりした助走でペナルティを蹴れば、1ヤード(0.9144メートル)くらいはボックス内に侵入する人が出てくる。だが、それがゲームというものだ。彼らは決定を下し、僕らはそれに従わなければならなかった」
 【画像】キックより先に両軍の数選手がエリア内に侵入!PKやり直しとなった決定的証拠をチェック
 一方でエディン・テルジッチ監督は、PKの話題に関しては「私はチームのパフォーマンスに対して責任がある。レフェリーについて話したくはない。タイトなコールとタイトな判定だったと思う」と話すに留めた。

 ハベルツが母国の名門撃破の立役者となったのは対照的に、ベリンガムにとってはあまりに苦いイングランド凱旋となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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