元日本代表FWの城彰二氏が自身のYouTubeチャンネルを更新。今季のJリーグの展望や注目選手について語った。

　城氏は、J１の優勝争いは"３強"と占い、鹿島アントラーズと横浜F・マリノスとともに、川崎フロンターレをピックアップ。

　そのなかで、川崎について、まずは７年目を迎えた鬼木達監督に言及。「フロンターレサッカーを築いて、あそこまでずっと行っているのは凄い。選手は、個の能力と、周りとの連係に関してはすごく動きも、よく分かっている。良い選手を育てている」と、その手腕を称えた。

　そして、注目選手には下部組織から昇格したルーキーのMF大関友翔を挙げた。U-18では背番号「10」を背負った有望株で、多彩なパスには定評がある。
 

　U-18の頃にそのプレーを見たという城氏は、「めちゃめちゃ良い選手。周りが見えるし、ボールテクニックもキックも上手い」と絶賛。「この選手を、鬼木さん使ってほしい」と希望した。

　また、優勝候補以外のクラブに所属する「個人的に面白い選手」として、浦和レッズのMF伊藤敦樹をチョイスした。

　伊藤は、流通経済大を卒業後に浦和に加入して、ルーキーイヤーからスタメンに定着。１年目は36試合に出場して１得点、２年目の昨季は28試合で４得点をマーク。今季は開幕からスタメンを続けている182センチの大型ボランチだ。

　そんな24歳MFについて、城氏は「すごく良い選手。今年ブレイクするのではないか」として、「（日本）代表にも呼んでほしい」とコメント。パスセンスの高さとポジショニングの良さを評価し、「成長している。浦和を引っ張っていく存在」と期待を寄せた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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